サッカー元日本代表MF中村俊輔氏が6月24日、46歳の誕生日を迎えた。Jリーグ公式エックス(旧ツイッター)では「至高のフリーキック10選」と題して、中村氏がJリーグ時代に決めた直接FK弾の動画集を公開して反響を呼んだ。  1978年生まれ…

 サッカー元日本代表MF中村俊輔氏が6月24日、46歳の誕生日を迎えた。Jリーグ公式エックス(旧ツイッター)では「至高のフリーキック10選」と題して、中村氏がJリーグ時代に決めた直接FK弾の動画集を公開して反響を呼んだ。

 1978年生まれの中村氏は、桐光学園高校から1997年に横浜F・マリノスに入団し、1999年から背番号10を背負って活躍した。2002年夏から欧州リーグでプレーした後、2010年2月に横浜FMに復帰し、ジュビロ磐田横浜FCに所属して2022年に現役を退いた。

 武器は正確無比な左足キックであり、欧州チャンピオンズリーグでも芸術的な直接FKを決めて世界に名を馳せた中村氏だが、今回の動画で紹介されたJリーグ時代の“10選”も実に芸術的なゴールばかり。「皆さんの印象に残っているのはどのFKですか?」と問われたファンからは、次のようなコメントが寄せられた。

「今日は俊さんの誕生日か。おめでとうございます!俊さんのフォーム、FKの弾道は何度見てもほんと美しい〜」
「すべて美しい」
「色褪せないな。。。」
「全部エグいな…伝家の宝刀のバナナカーブに、無回転も使い分けて蹴っていたのが鮮明に思い返される」
「こんなん、どうやって止めんねん!」

■S級ライセンス取得で将来は監督へ

 中村氏は現役引退後、すぐに横浜FCのコーチに就任して指導者の道に進み、日本サッカー協会のロールモデルコーチも兼務する傍ら、将来の監督就任へ向けてS級ライセンス取得を目指して忙しい日々を過ごしている。

 現在も中村氏の影響力は大きく、横浜FCでは今季、桐光学園高校の後輩でもある左足の名手DF福森晃斗が、6月8日のJ2リーグ第19節で移籍後初の直接FK弾をマークすると同時に、ここまでリーグトップの11アシストをマーク。46歳の誕生日に贈られた“FK弾10選”も、その存在感が今も大きいことの表れだろう。

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