【WWE】SMACKDOWN(6月14日・日本時間15日/スコットランド)  体重100キロ超“可愛い怪獣”のニックネームで知られる女子レスラーがバックステージで女子王者とその盟友を襲撃。わがままボディの体当たり一度でレスラー2人を吹っ飛ば…

【WWE】SMACKDOWN(6月14日・日本時間15日/スコットランド)

 体重100キロ超“可愛い怪獣”のニックネームで知られる女子レスラーがバックステージで女子王者とその盟友を襲撃。わがままボディの体当たり一度でレスラー2人を吹っ飛ばし壁に押しつぶし圧殺する、説得力の塊のような破壊力に実況席もドン引き気味だった。

【映像】至近距離で戦慄…恐すぎる奇襲劇の瞬間

 この日は翌日の大一番「クラッシュ・アット・ザ・キャッスル」を控えたスコットランドからの中継。勝利後の和やかな空気を一変させた“巨漢バービー”ことパイパー・ニーヴェンの体当たり攻撃に女子レスラー2人がまたたく間に倒れ、楽屋裏は修羅場と化した。

 女子王者ベイリーとバイパーのタイトル戦を前に、互いのタッグパートナーであるナオミとチェルシー・グリーンが対戦。リング下でベイリーとパイパーは罵り合うなどバチバチの空気のなか、ナオミがチェルシーに快勝。「チェルシーなんかチョロいでしょ」と2人がニコニコ顔でドレッシングルームに戻る最中に事件は起きた。

 改めてベイリーが「ここ数か月、私の味方をしてくれてありがとう」とナオミを労いハグを交わすなか、まずは負けたばかりのチェルシーが登場し軽口を叩くが、これはほんの序章に過ぎなかった。カメラの外から黒いコスチュームの巨大な物体が猛スピードでカットインすると、ナオミに激突、壁と肉塊に挟まれたナオミはコンクリートの壁に頭を強打、「バコッ」と鈍いおととともに大悶絶する。

 手前で起こったナオミの後頭部強打に目を奪われがちだが、隣のベイリーも同時にぶっ飛ばしこちらも同じく頭をしたたかに打ち付けて悶絶している。
 
 ”動けるわがままボディ”ことパイパーのイノシシのような突進力にファンも「頭打った」「今のはあぶねえ」「うわ」「パイパーの圧」「かわいい怪獣」「マジでぶつかってるな」「加減を知らねえなw」と騒然。すぐさま近くにいた女性レフェリーに制止され、その後の追撃はなかったものの、2人の女子レスラーが倒れ込む姿はまるでひき逃げ事故にでもあったような状況。

 ABEMAの解説者でWWE通のTikTokerとして知られるもりお氏も「いやあPちゃん(パイパーの愛称)すさまじいですね」とやや引き気味のこの殺伐とした状況を語った。

(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)