【MLB】ドジャース2−3レンジャーズ(6月12日・日本時間13日/ロサンゼルス) 全ドジャースファンが固唾をのんで見守った瞬間だった。9回裏、一発出れば同点の場面で打席にはチーム2冠王のテオスカー・ヘルナンデス。今日最大の山場でネット裏…
【MLB】ドジャース2−3レンジャーズ(6月12日・日本時間13日/ロサンゼルス)
全ドジャースファンが固唾をのんで見守った瞬間だった。9回裏、一発出れば同点の場面で打席にはチーム2冠王のテオスカー・ヘルナンデス。今日最大の山場でネット裏のファンが見せたベタすぎる“絶望リアクション”が話題となった。
ドジャースは初回、大谷の2戦連発となる17号ソロで先制したが、5回に先発ビューラーがレンジャーズのシーガーに3ランを浴び逆転を許す。そのまま2点を追いかける9回、ドジャースは無死一塁で絶好調の5番テオスカー・ヘルナンデスが打席に入った。
ここまで17本塁打50打点はチーム2冠、先週は週間MVPも獲得した強打者は、1発出れば同点のチャンスに2球で追い込まれるも、ファールで粘りを見せる。そして6球目、真ん中低めのスライダーを捉えると、大きな打球がセンターへ高く上がった。その瞬間、バックネット裏で拍手を送っていたファンは“行った!”とばかりに頭を抱えて驚いたように立ち上がる。それに続くように周囲のファンも同点ホームランを信じて一斉に立ったが、テオスカー・ヘルナンデスの打球は高く上がりすぎたのか、わずかに飛距離が足りずセンターのグラブに収まった。
ボールがキャッチされた瞬間、喜ぶ準備をしていたであろう最初に立ち上がったファンは放心状態。どん底に叩き落されたかのように絶望の表情に変わっていた。
ファンが見せたマンガのような絶望具合は「OMGしとる」「お客さんw」「顔w」「観客放心っw」と中継の視聴者の注目の的となっていた。
試合はその後、2死一、二塁からヘイワードがタイムリーツーベースを放ったが、同点のランナーがホーム直前でタッチアウトとなりゲームセット。ドジャースは惜しくも連勝を逃した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)