卓球の「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」が11日に開幕。13日からは本戦が行われ、日本からは有力選手が出場する。◆世界トップ10復帰の平野美宇や前週単複2冠の“エース”早田ひなに期待 パリ五輪組が集結の大会を制するのは■伊藤、長﨑も…

卓球の「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」が11日に開幕。13日からは本戦が行われ、日本からは有力選手が出場する。

◆世界トップ10復帰の平野美宇や前週単複2冠の“エース”早田ひなに期待 パリ五輪組が集結の大会を制するのは

■伊藤、長﨑も控える充実の陣容

今大会日本勢の優勝争いが予想されるのが女子シングルス。

前週の「WTTコンテンダー ザグレブ」では優勝した早田ひな(日本生命)、準優勝の張本美和(木下グループ)、ベスト4の平野美宇、木原美悠(ともに木下グループ)と上位を日本勢が独占。中国勢がいないなかで次の勢力となっている日本チームから優勝者が現れる可能性は十分にある。

なかでも最有力は第1シードの早田。前週は張本智和(智和企画)との混合ダブルスで優勝して迎えたシングルスの決勝で、世界ランキング8位につける張本美をストレートで完封。圧巻の強さで力を見せつけた。

今大会も早田、張本美、平野の五輪組を中心に、前回ベスト4の木原や五輪メンバーには入らなかったが、伊藤美誠(スターツ)や長﨑美柚(木下グループ)といった選手も控える。プレースタイルも異なる日本勢は、相手国から見ても脅威となりうるだろう。

パリ五輪が1カ月に近づくなかで行われているクロアチアでの戦い。日本女子が2週連続で上位を独占することはあるのか。

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