WRC第6戦ラリーイタリア・サルディニア(グラベル)の競技1日目、トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドで挑む勝田貴元は、この日走行した4SSを終えて、首位に立つチームメイトのセバスチャン・オジエから34.5秒差の4番手につけた。競技1日目…

WRC第6戦ラリーイタリア・サルディニア(グラベル)の競技1日目、トヨタGRヤリス・ラリー1ハイブリッドで挑む勝田貴元は、この日走行した4SSを終えて、首位に立つチームメイトのセバスチャン・オジエから34.5秒差の4番手につけた。競技1日目のコメントをお届けする。

──今日のSS1が鍵とのことでしたが、いかがでしたか?
「自分が思っていたより苦戦したなという感じでした。SS1だけではなく、ほかのステージも全然思ったように走れなかった感じです。クルマのセットアップもポルトガルの反省を踏まえて新たに色々トライしてきた部分もありましたし、今日が一番短いループでもあったので、ここでちょっと試しておかないと後から大事な時に失敗してもいけないなと思ってやっていました。あまりいい方向に進んでおらず、それが分かった点は収穫なのですが、最終的に1.3秒差で3番手のポジションを取れませんでした。このひとつのポジションが、明日の出走順にどのように影響するかは分かりませんが、こういったところをもう少しうまく対応できるようにしたいと思っています。まだまだ先が長いので、明日は自分の走りもアジャストして、いいペースで走れるように切り替えていきたいです」

──明日の土曜日、タイヤ戦略はどのようにしていく予定ですか?
「明日はタイヤにとって今日ほどは厳しくないと思うので、もう少し楽観的にいけるかなと思うのですが、気温も上がるという話は聞いていますし、ソフトタイヤがどれだけ保つのかが本当に難しいところです。ただ、1本目は間違いなくソフトが必要なので、あとは、何本持っていくかというところだと思います」
(Keiko Ito)