2024年5月25日全プロ記念競輪(F2)高知競輪場選手強化支援競輪2024年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪(初日)※前検日レポートはこちら***************【全プロ記念(初日)10R=S級優秀】1/深谷知広(SS・静…

2024年5月25日
全プロ記念競輪(F2)高知競輪場
選手強化支援競輪
2024年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪(初日)

※前検日レポートはこちら
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【全プロ記念(初日)10R=S級優秀】
1/深谷知広(SS・静岡96期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/稲川翔(S1・大阪90期)
4/山田庸平(S1・佐賀94期)
5/郡司浩平(S1・神奈川99期)
6/和田健太郎(S1・千葉87期)
7/寺崎浩平(S1・福井117期)
8/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
9/守澤太志(S1・秋田96期)


上昇する嘉永を打鐘で新山が突っ張る。嘉永は3番手で内の郡司と並走になる。新山がペースを上げて先行していくと、3番手の郡司と嘉永の位置取り争いは激化。最終2コーナー8番手から寺崎が捲りを打つと、番手の稲川は連携崩れるも、寺崎は好スピードで東北両者を直線で捕える。嘉永との競りは郡司に軍配も、直線では郡司マークから深谷が外一気に伸び、抜け出した寺崎をゴール前でかわして1着。2着に寺崎、3着に深谷マークの和田が入線した。



1着/深谷知広(SS・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:優秀1
SPR賞進出:2回目(2015年別府以来)

郡司(浩平)が位置を取り切ることを信じて、自分はその位置を削られないように気をつけて回っていました。最終3コーナーでフリーになったけど、郡司もキツそうだったので、外を踏み込みました。郡司が位置を取り切ってくれたので、1着が取れました。

スーパープロピストレーサー賞は、自力。



2着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:優秀2
SPR賞進出:初

並びは予想通り。後は新山(響平)君が嘉永(泰斗)君を出させるか、出させないかを見極めてでした。500バンクなので脚をためて、自分の行けるタイミングで仕掛けました。(踏み出した)感じは良くなかった、最終BSで上手く回せなかったので、最後深谷(知広)さんに追い込まれてしまった。少し感触が悪いですが、明日良くなると思うので、そこに期待したいと思います。

スーパープロピストレーサー賞は、自力。



3着/和田健太郎(S1・千葉87期)
今回成績:優秀3
SPR賞進出:2回目(2019年松山以来)

(郡司浩平と)嘉永(泰斗)君との競り合いが長引いてしまったので、その分(郡司)浩平がキツくなったと思います。ダービーの時に比べると多少余裕がありました。本調子であれば、2着に食い込める感触はありますが、前2人のおかげで3着だったので上出来です。

スーパープロピストレーサー賞は、南関東の3番手。

10Rレース結果

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【全プロ記念(初日)11R=S級優秀】
1/平原康多(S1・埼玉87期)
2/脇本雄太(SS・福井94期)
3/清水裕友(SS・山口105期)
4/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
5/東口善朋(S1・和歌山85期)
6/岩津裕介(S1・岡山87期)
7/眞杉匠(SS・栃木113期)
8/三谷竜生(S1・奈良101期)
9/松井宏佑(S1・神奈川113期)


打鐘で松井が清水を抑えて先頭。松井はそのまま最終HSでペースを上げて先行態勢に入っていく。清水が3番手、5番手に眞杉、7番手に脇本で最終HSを通過。最終1センター付近から眞杉が捲りを狙うが、最終2コーナーから清水も合わせるように捲りを打つ。清水は最終3コーナーで逃げる松井を捕えて、松井マークの松谷は清水を追う。抜け出した清水はそのまま1着ゴール。7番手から大外を捲り追い込んだ脇本が2着。3着に松谷が入線した。



1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:優秀1
SPR賞進出:2回目(2020年豊橋以来)

(打鐘過ぎ)すんなり3番手が取れて、後ろの動きもなかったので、自分の走りに徹しようと思いました。自分のタイミングで仕掛けました。1着なので、思ったほど悪くないのかなと。

スーパープロピストレーサー賞は、犬伏(湧也)君の後ろ。



2着/脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:優秀2
SPR賞進出:3回目(2023年富山以来)

流れを見て先行にこだわらず、自分の行きたいところで仕掛けられたらと思っていました。流れに反応できてないところがあります。反省ですね。(仕掛けた感じは)行ける感じがしなかったです。結果以上にレース内容に納得できていないです。できることをしっかりやる。気持ちだけでもしっかり持っていきます。

スーパープロピストレーサー賞は、寺崎(浩平)に任せます。番手。



3着/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
今回成績:優秀3
SPR賞進出:初

(清水裕友が)3番手でサラ脚では行っちゃいますよね。最後はキツかった。無我夢中でした。疲れがあると思いますが、明日は良くなると思うので頑張ります。

スーパープロピストレーサー賞は、深谷(知広)君の後ろ。

11Rレース結果

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【全プロ記念(初日)12R=S級優秀】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/山口拳矢(SS・岐阜117期)
3/北井佑季(S1・神奈川119期)
4/渡部幸訓(S1・福島89期)
5/犬伏湧也(S1・徳島119期)
6/荒井崇博(S1・長崎82期)
7/浅井康太(S1・三重90期)
8/村上博幸(S1・京都86期)
9/佐藤慎太郎(SS・福島78期)


上昇した山口を、打鐘で前受けの犬伏が突っ張る。犬伏はそのまま主導権取りに出て、4番手では内に北井、外に山口で並走になる。犬伏はペースを上げて先行、最終BSでも中団の並走は続く。最終2センターで外並走から山口が追い込みを仕掛けるが、北井マークの佐藤もけん制。犬伏マークの松浦が差し切るかに、3番手から荒井が中を鋭く伸びて1着。2着に松浦、3着に犬伏が粘り、ラインの上位独占となった。



1着/荒井崇博(S1・長崎82期)
今回成績:優秀1
SPR賞進出:4回目(2022年佐世保以来)

(ゴール前)かわす自信はなかったです。犬伏(湧也)、松浦(悠士)も余裕があったようだった。松浦は一生懸命、前の(犬伏を)残そうとしていて、俺だけ全開で踏めたので、状態の良し悪しはわかりませんが、いいのかなと思います。

スーパープロピストレーサー賞は、単騎。



2着/松浦悠士(SS・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:優秀2
SPR賞優勝歴:2回(21年広島、20年豊橋)

最終BSで後ろを確認したら並走していたし、犬伏(湧也)君のペースもすごく良かったですね。ラインで決まって良かったです。余力はありましたが、踏んでからの進みがイマイチで、感触の割に進まないと感じましたし、ゴール前は荒井(崇博)さんの方が強かった感触です。トレーニングを頑張って地力を持っと付けて、いい状態に近づけたいですね。

スーパープロピストレーサー賞は、清水(裕友)君の後ろ。犬伏君、清水君の3番手。



3着/犬伏湧也(S1・徳島119期)
今回成績:優秀3
SPR賞進出:初

レースは、前から組み立てて一度突っ張ってみてと思っていました。4番手が並走になっていたので、ペースに入れやすかったです。ラインで決まったのでベストです。力を出し切れた感じがあったし、北井(佑季)さん相手にどこまでやれるかが課題でもあったので、しっかりやれて良かったです。

スーパープロピストレーサー賞は、自力です。

12Rレース結果

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【最終日12R=スーパープロピストレーサー賞】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/深谷知広(SS・静岡96期)
3/脇本雄太(SS・福井94期)
4/犬伏湧也(S1・徳島119期)
5/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
6/荒井崇博(S1・長崎82期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/和田健太郎(S1・千葉87期)
9/寺崎浩平(S1・福井117期)

注目の並び想定は、
4犬伏-7清水-1松浦
2深谷-5松谷-8和田
9寺崎-3脇本
6荒井(単騎)

スーパープロピストレーサー賞の並びは、犬伏湧也の後ろに清水裕友、松浦悠士と並ぶ中国四国の3車ライン。
深谷知広の番手には松谷秀幸が付き、その後ろに和田健太郎が回る南関東の3車。
寺崎浩平には、同県の脇本雄太が付く福井の両者。
荒井崇博は単騎の競走となった。

注目は、どのラインが主導権を握るのかだが、初日のように犬伏がラインの先頭で風を切ると、番手の清水や松浦が優位にレースを運びそうだ。
しかし、責任感では他の追随を許さない深谷が早めに仕掛けて来る可能性もあり、そうなると後方に置かれた対戦相手は苦戦を強いられそう。
また、状態に不安を抱える寺崎だが、脇本の前なら一層、力を出し切る仕掛けにでる可能性は十分。一発逆転を狙う荒井の動向も気になるところで、出入りの激しい好レースが期待されます。

※全プロ記念競輪(初日)の注目選手ピックアップは次ページへ→

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\全プロ記念(初日)注目選手ピックアップ/
【初日3R=S級選抜】


「外を仕掛け1着」
1着/佐藤友和(S1・岩手88期)

(最終BSは)判断が難しいところだったのですが、(小松崎)大地が前々に踏んでいったので、それに付いていくとリスクが高いと思い、外を踏んで大地とゴール前勝負ができたらという気持ちでした。今日は風が強く、風を切っている前の選手はすごく重いのではないか、その分、外が伸びた気がします。武雄記念まで疲れが残っていると感じていましたが、武雄初日に1着が取れて気持ちが楽になり、以降も日数が空いたのでだいぶリフレッシュできました。

【初日5R=S級選抜】


「いつも以上に踏んだ仕掛け」
2着/吉田有希(S1・茨城119期)

初手で、前中団が取れたらいいと思っていたので、最高のポジションでした。後ろを見ながら走って、(鈴木庸之)ノブさんがすごく仕事をしていたのが見えたので、いつも以上に踏んで(後ろの仕掛けと)かぶらないようにと思っていました。調整なしでいきます。

【初日8R=S級特選】


「一戦一戦やるべきことをやる」
1着/坂井洋(S1・栃木115期)

今日は、車番的に(前を取るのが)キツかったので、取れた位置からの組み立てを考えました。(最終HSで)島ちゃん(島川将貴)が内に来たのが分かったので、一番後ろになり、行くしかなかったのでホームで仕掛けました。一戦一戦、やるべきことをやる感じですね。

【初日9R=S級特選】


「鋭く伸びたゴール前」
2着/岩本俊介(S1・千葉94期)

苦しい展開でしたが、あそこまで(松本貴治に)迫れたし、脚は悪くないかな。ごまかしが効かない自力の出しやすいバンクだと思う。最後に力勝負できたので、自分には合っている(バンク)と思います。明日も、練習通り脚力を出せたらいいなと思います。

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【過去のスーパープロピストレーサー賞・レポート】
2023年富山:古性優作
2022年佐世保:守澤太志
2021年広島:松浦悠士
2020年豊橋:松浦悠士
2019年松山:太田竜馬
2017年和歌山:古性優作