広陵-仙台育英 1回表広陵1死一塁、中村が左中間に二塁打を放つ。捕手尾崎=甲子園【写真=共同通信社】

第99回全国高校野球選手権大会の第12日第3試合。ここまで中京大中京(愛知)、秀岳館(熊本)、聖光学院(福島)という強豪をいずれも僅差で破り、勝ち上がってきた広陵(広島)と、3回戦で今春選抜優勝の大阪桐蔭(大阪)に逆転サヨナラで勝ち進んできた仙台育英との一戦。

まず広陵が仙台育英の先発・佐川光明(3年)の立ち上がりを捉える。1回表、2番・吉岡 広貴(2年)の四球と3番・中村 奨成(3年)のセンターへの二塁打で一死二・三塁のチャンスを作り、4番・加川 大樹(3年)のライトへの犠牲フライで1点を先制。さらに暴投と6番・大橋 昇輝(3年)の中前適時打でいきなり3点のリードを奪う。

さらに3回、二死二塁から6番・大橋のセンターへの適時二塁打、7番・松岡 直輝(3年)のレフトへの二塁打で5対0と点差を広げて、仙台育英の先発・佐川をマウンドから引き摺り下ろす。仙台育英2番手にエース・長谷川 拓帆(3年)を送るも、広陵は長谷川の代わり端を逃さず、8番丸山 壮史(3年)のタイムリーで1点を追加。

3回裏、仙台育英は3番・山田 利輝(3年)のライトへの犠飛で1点を返し、6回裏には6番・尾崎 拓海(3年)の適時二塁打で6対2と4点差に迫る。

しかし広陵は7回表、一死一・三塁から7番・松岡のショート強襲の適時打で1点を追加。9回には代打・佐藤 勇治(3年)の適時打、2番・吉岡の三塁線を破る二塁打で2点を追加して、10対2と大きく引き離した。

仙台育英は9回裏、無死一塁から2番・鈴木 佳祐 (2年)がレフトオーバーのタイムリー二塁打で1点を返し、さらに3番・山田のタイムリーで10対4としたが、反撃はここまで。

広陵は先発として6回途中まで2失点の力投を見せ、降板後は一塁守備に入っていた山本 雅也(3年)が再びマウンドへ。粘る仙台育英打線をかわし、試合終了。

広陵が選手権準優勝した2007年以来のベスト4進出を決めた。22日の準決勝で天理(奈良)と対戦する。