綱脇は8回6安打1失点の好投、準決勝では東海大菅生と“関東対決” 第99回全国高等学校野球選手権大会は20日、大会第12日が行われ、第4試合は花咲徳栄(埼玉)が盛岡大付(岩手)を10-1で破って初のベスト4進出を決めた。2回から3イニング連…

綱脇は8回6安打1失点の好投、準決勝では東海大菅生と“関東対決”

 第99回全国高等学校野球選手権大会は20日、大会第12日が行われ、第4試合は花咲徳栄(埼玉)が盛岡大付(岩手)を10-1で破って初のベスト4進出を決めた。2回から3イニング連続で1点ずつを奪うと、5回に一挙4点を奪取。先発の綱脇は8回6安打1失点8奪三振と好投した。盛岡大付は走者を出すも、なかなか得点につながらず。東北勢は準々決勝で全チームが敗退し、初優勝はまたもならなかった。

 花咲徳栄は2回、先頭・野村の大会通算64号のソロ本塁打で先制。その裏に盛岡大付が籔内の適時二塁打で同点に追いつくも、3回には相手のミスで勝ち越し点を奪った。4回には小川のニゴロの間に1点を追加。そして、5回に打線が爆発した。

 2死満塁の好機を作ると、須永は押し出し死球。さらに、高井の2点タイムリー、小川のセンターへのタイムリーで3点を追加。この回、一挙4点を奪って7-1と大きくリードを広げ、9回も3点を加えた。

 先発・綱脇は2回に1失点後、3イニング連続でヒットを許すも、盛岡大付にチャンスは作らせず。9回は清水が継投する鉄壁リレーで同校初の4強進出を決めた。22日の準々決勝では、同じく初ベスト4の東海大菅生(西東京)との“関東対決”に挑む。(Full-Count編集部)