19日、新潟競馬場4Rで行われた4歳上未勝利(4歳上・未勝利・芝2890m)で、3番人気スピアヘッド(牡5、美浦・菊川正達厩舎)が第1着となり、坂口智康騎手(美浦・尾形和幸厩舎所属)はJRA初勝利を挙げた。  坂口智康騎手は1990年生…

 19日、新潟競馬場4Rで行われた4歳上未勝利(4歳上・未勝利・芝2890m)で、3番人気スピアヘッド(牡5、美浦・菊川正達厩舎)が第1着となり、坂口智康騎手(美浦・尾形和幸厩舎所属)はJRA初勝利を挙げた。

 坂口智康騎手は1990年生まれの33歳で、2024年度騎手免許試験に障害免許で合格。騎手経験がない調教助手からの騎手試験合格はJRA史上初のことだった。デビューから20戦目での初勝利となった。

【坂口智康騎手のコメント】
「勝つことって本当に気持ち良いなと思いました。3週前から新潟で乗せていただいて、コース取り、進路の取り方、道中の運び方等、先輩達から色々学びながら、試行錯誤して今日の競馬につなげられたと思います。(検量室に戻ってきて同僚の騎手に出迎えられたことについて)素晴らしい先輩達に囲まれてとてもありがたい限りです。

 (調教助手から騎手に転身したことについて)20年弱前に騎手になることを夢見たのですが、いろいろな関係で受験できませんでした。大学進学、牧場勤務、トレセン勤務という運びとなったのですが、夢を追い続けていれば叶うものだということについて、まだ実感はないのですが、非常に嬉しく思います。この後については、無事に、1レース1レース丁寧に騎乗して、次の1勝に向けて一生懸命頑張りたいと思います。また、障害レースを盛り上げていきたいと思っています。どうもありがとうございました」

(JRAのホームページより)