「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するエゾダイモン(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)が、土曜京都10Rのシドニートロフィー(4歳上・2勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。  エゾダイモンは父ハーツクライ、母メジロツボネ、母の父スウェプトオーヴァ…

「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するエゾダイモン(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)が、土曜京都10Rのシドニートロフィー(4歳上・2勝クラス・芝1800m)で連勝を狙う。

 エゾダイモンは父ハーツクライ、母メジロツボネ、母の父スウェプトオーヴァーボードの血統。半兄のグローリーヴェイズは19年と21年の香港ヴァーズを制するなど、重賞4勝を挙げた名馬。そして曾祖母のメジロラモーヌは86年に史上初めて牝馬3冠を制した歴史的名牝だ。

 ここまで9戦2勝。2歳秋の未勝利(中京芝2000m)で初勝利。その後はクラシックを目指したものの苦戦が続き、3歳春から成長を促すために休養へ。復帰後は徐々にレースぶりが良化し、4戦目となった前走の1勝クラス(中京芝2000m)で待望の2勝目を挙げた。ハーツクライ産駒らしく、古馬になって成長している印象もあるので、昇級しても通用していい。

 今回は初勝利時のパートナーである武豊騎手と、5戦ぶりのタッグとなる。日本を代表する名手を再び鞍上に迎え、素質開花を告げる2連勝といきたい。