母に一歩近づくオープン昇級となるか。良血のマキシ(牡4、栗東・辻野泰之厩舎)が土曜東京10Rの六社ステークス(4歳上・3勝クラス・芝2400m)で連勝を狙う。  マキシは父エピファネイア、母ラキシス、母の父ディープインパクトの血統。父母…

 母に一歩近づくオープン昇級となるか。良血のマキシ(牡4、栗東・辻野泰之厩舎)が土曜東京10Rの六社ステークス(4歳上・3勝クラス・芝2400m)で連勝を狙う。

 マキシは父エピファネイア、母ラキシス、母の父ディープインパクトの血統。父母ともに角居勝彦厩舎の管理馬だった。母は14年のエリザベス女王杯、15年の大阪杯の覇者。叔父のサトノアラジンは17年の安田記念など重賞を3勝している。

 調教助手時代に角居厩舎所属だった辻野泰之調教師の下、ここまで8戦3勝。大型馬らしく成長はスローだったが、ここに来てひと皮むけた印象がある。前走の白鷺特別では相変わらず行きたがる面を見せたが、悠々と抜け出して2馬身差の楽勝。素質は重賞級といっても過言ではない。

 折り合いは課題だが、それだけ伸びシロがあるともいえる。ここは通過点として、一気にオープン入りといきたい。