【WWE】SMACKDOWN(5月3日・日本時間4日/フランス・リヨン)  体重70キロ台の小兵レスラーが、130キロ超のスーパーヘビー級を担いでぶん回す。驚きの光景に解説も「倍くらいあるのに!」とあ然。相棒のタッグパートナーが思わず頭を抱…

【WWE】SMACKDOWN(5月3日・日本時間4日/フランス・リヨン)

 体重70キロ台の小兵レスラーが、130キロ超のスーパーヘビー級を担いでぶん回す。驚きの光景に解説も「倍くらいあるのに!」とあ然。相棒のタッグパートナーが思わず頭を抱え、会場からは大きなどよめきが起きた。

【映像】超ヘビー級レスラー“持ち上げる”怪力の瞬間

 WWEで“ニューキャッチ・リパブリック”のタイラー・ベイト&ピート・ダン組が”オーサー・オブ・ベイン(AOP)”のアカム&レーザーと対戦。小柄ながら「SMACKDOWN」登場以来、次々と名勝負を連発している英国人コンビと、“現代版ロード・ウォリアーズ”こと巨漢レスラータッグ“AOP”のマッチアップで、体重約半分の小兵レスラーが驚嘆のパワーを発揮した。

 バックステージでのAOPの襲撃、NXTタッグ戦でのニューキャッチ・リパブリックと遺恨が続く両軍の対戦は、スピーディーな攻撃を仕掛けるタイラー&ピートが善戦、一方でAOPは体当たり一つで攻守逆転する程の巨漢の持ち主。
 
 タイラーの体重79キロに対しアカムは135キロ。実に1.7倍差と対戦するには絶望的な体格差だが、タイラーはアカムをファイヤーマンズキャリーで背負うエアプレーン・スピンでぐるぐると回す。その驚くべきパワーに解説の堀江ガンツ氏も「135キロですよ!倍ぐらいあるのに…」と舌を巻き、同時に会場からもどよめきが起きた。

 最後はAOPのパワーが上回りピートが2人の合体技からのシャットダウン式パワーボムでカウントスリーを献上し敗戦。それでも小柄ながらパワー、スピード、テクニックと全方位で実力を示したニューキャッチ・リパブリックの善戦が目立つ内容だった。
 
 先日のWWEドラフトではともに「SMACKDOWN」から「RAW」への移籍が発表され再び同じブランドとなった両チーム。今後新天地でも抗争が続きそうだ。

(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)