<ソフトバンク2-1西武>◇27日◇みずほペイペイドーム西武が今季5度目のサヨナラ負けを喫し、延長戦での連敗記録が、2リーグ制後ワースト記録となる14連敗となった。3回2死から1番金子侑司外野手(34)の左越え本塁打で先制。先発右腕の今井達…

<ソフトバンク2-1西武>◇27日◇みずほペイペイドーム

西武が今季5度目のサヨナラ負けを喫し、延長戦での連敗記録が、2リーグ制後ワースト記録となる14連敗となった。

3回2死から1番金子侑司外野手(34)の左越え本塁打で先制。先発右腕の今井達也投手(25)は、6回まで無失点と好投を続けていたが、7回2死二塁で代打中村晃に右前に同点適時打を打たれ、試合は振り出しに。9回を終え1-1のまま動かず、延長戦に突入した。

延長10回1死一、三塁で5番手右腕増田達至投手(36)が、川瀬にライトへサヨナラ打を許し、敗れた。

延長戦は昨年6月15日巨人戦から13連敗だったが、これで連敗記録は14となった。

延長戦での連敗記録は1リーグ時代の40~41年朝日の17連敗(4分け挟む)。50年の2リーグ制後では、15~16年DeNAの13連敗(1分け挟む)がワースト記録だったが、更新する形となった。

開幕から23試合を戦い、8勝15敗。借金は再び7となった。延長戦は今季0勝6敗。これで今季、楽天、日本ハム、ロッテ、オリックス、ソフトバンクと、パ・リーグ全ての球団からサヨナラ負けを記録。球団では09年以来、4月までに同一リーグ全ての球団からサヨナラ負けを喫するのは初のケースとなった

試合終了直後、松井稼頭央監督(48)は「何とか粘って、粘って1イニング、打者1人ずつを投手全員で一個ずつ抑えていこうと思いましたけどね」と言葉を発した。

▽今井(7回5安打1失点も勝敗つかず)「7回(同点打を打たれた)中村晃さんのところで同じ球種を続け過ぎてしまった点と、マウンド上で間を置いて、頭の中を整理して、球種を変えながら投げられればよかった」