「ドジャース3-1マーリンズ」(8日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振で今季初の2試合連続ノーヒットとなった。打率を・355に落とした。チームは同点の六回にT・ヘルナンデスが10号勝…

 「ドジャース3-1マーリンズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打2三振で今季初の2試合連続ノーヒットとなった。打率を・355に落とした。チームは同点の六回にT・ヘルナンデスが10号勝ち越し2ランを放って今季最長の7連勝。貯金も同最多の13に伸ばした。

 ナイトゲーム明けのデーゲーム。大谷は21年8月28日以来、3年ぶりの顔合わせとなった24歳左腕ウェザーズに対し、初回の打席はカウント3-1から自信を持って見送った外角低めの153キロ直球がストライクと判定され、一塁へ向かいかけた足を止めた。ゾーンから外れるコースだったこともあり、本拠地はブーイングに包まれた。続く6球目、外角ストライクを見逃し三振。ふたたび、スタンドから不満の声が上がったが、コースはゾーンに入っていた。

 続く三回2死走者なしの場面は内角156キロ直球をファウルにした後、ボール、見逃しストライクでカウント1-2と追い込まれ、最後は外角低めに逃げていくスイーパーにバットは空を切った。

 1-1の六回2死走者なしの場面は左直。5球連続で見送ってフルカウントになった後、ファウル2を挟み、8球目の直球を流し打ったが、時速169キロの低空ライナーは野手の正面だった。

 最後の打席となった八回は3番手左腕に左邪飛。2つの空振りなどでカウント2-2と追い込まれた後、外角高めに外れる直球を高々と打ち上げた。