【チャンピオンズリーグ】バルセロナ 1-4 パリ・サンジェルマン(日本時間4月17日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)  パリ・サンジェルマンのキングが守備で奮闘すると、最後は自らのゴールで圧巻のカウンター劇を完結させた。フ…

【チャンピオンズリーグ】バルセロナ 1-4 パリ・サンジェルマン(日本時間4月17日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)

 パリ・サンジェルマンのキングが守備で奮闘すると、最後は自らのゴールで圧巻のカウンター劇を完結させた。フランス代表のFWキリアン・エンバペがパスカットから“15秒カウンター”で仕留め、ファンも「まじ最高」「結局この人」と大熱狂となった。

【映像】エンバペ、スライディング守備→爆速カウンターの一部始終

 注目シーンは3-1とパリSGがリードして迎えた89分だった。バルセロナのショートコーナーのパスをエンバペが自陣ボックスでスライディングタックルでカットすると、DFアクラフ・ハキミに預けて猛ダッシュ。ハキミはドリブルで一気に駆け上がり敵陣へと攻め込むと、ゴール前へパス。これを受けたエンバペの放ったシュートはGKに止められたものの、二度のディフレクションを経てボールが再び足元に。今度は左足一閃でニアサイドをぶち抜き、15秒カウンターの仕上げとなるチームの4点目を奪ってみせた。

 スコアラーのエンバペは、ゴール裏までダッシュしてセレブレーション。チームメイトやスタッフが駆け寄って、まるで優勝したかのような歓喜の輪が広がった。

 このプレーにネット上のファンは、「まじ最高」「結局この人」「神だった」「ほんまに速い」「キタァァ」「バルサ散る」「クリアしかっり!!!」「終わったな」と歓喜の声と落胆の声がコメント欄に入り混じった。
 
 エンバペはこのゴールで大会8得点目を記録。大会得点ランキングではバイエルンのFWハリー・ケインを抜いて単独首位となった。

 試合はパリSGが4-1で勝利。ホームでのファーストレグを2-3で落としていたが、61分のPKも含めて2ゴールを挙げたエンバペの活躍もあってアウェーの地で逆転に成功し、チャンピオンズリーグ4強進出を果たした。

(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)

【映像】エンバペ、スライディング守備→爆速カウンターの一部始終