【MLB】ドジャース-カージナルス(3月30日・日本時間31日/ロサンゼルス)  山本由伸投手がメジャー初勝利を目指し、大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合では、大谷の打席も含めて不可解なストライクコールが頻発。度重なる微妙な判定…

【MLB】ドジャース-カージナルス(3月30日・日本時間31日/ロサンゼルス)

 山本由伸投手がメジャー初勝利を目指し、大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合では、大谷の打席も含めて不可解なストライクコールが頻発。度重なる微妙な判定を受け、ロバーツ監督が鬼の形相で球審に怒りをぶちまけるシーンがあった。

【映像】物議を醸した球審の不可解判定

 問題のシーンは7回1死満塁で迎えたカージナルスの攻撃。ドジャース3番手・ケリーが四球、死球と大乱調。さらに守備の乱れも加わって満塁の場面で9番・スコットを迎える。その4球目、四球もヒットも許せない緊迫した場面で、ドジャース3番手・ケリーが投じた4球目は98マイルのシンカーは真ん中低めにコントロールされた。

 これでカウント2-2かと思われた次の瞬間、球審はこれをボール判定。これに、ベンチ内のロバーツ監督が鬼の形相で声を上げ、不満をぶちまけた。

 この日は大谷の第3打席にも、ボールと思われる球がストライクと判定され、大谷が驚きのリアクションを見せるシーンも見られたが、この1球に対して、解説の川崎宗則氏は「お怒りです」とコメント。ファンからも「監督激怒」「これは怒るわ」「ロバーツおこやん」などの反響が相次いだ。

 この試合、メジャー初勝利をかけてマウンドに上がった山本は雨にも負けず5回を投げ無失点。5奪三振の快投。その裏に味方が点を取って勝利投手の権利を持った形で後続にマウンドを譲ったが、7回にまさかの大量5失点。メジャー初勝利はまたしてもおあずけとなってしまった。

 なお試合は9回にドジャースが同点に追いつき、延長戦に入っている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)