【国際親善試合】フランス代表 3-2 チリ代表(日本時間3月27日/ヴェロドローム)  フランス代表にとっても、そしてチャンピオンズリーグを控えるレアル・マドリードにとっても痛すぎる負傷交代となってしまった。フランス代表のMFエドゥアルド・…

【国際親善試合】フランス代表 3-2 チリ代表(日本時間3月27日/ヴェロドローム)

 フランス代表にとっても、そしてチャンピオンズリーグを控えるレアル・マドリードにとっても痛すぎる負傷交代となってしまった。フランス代表のMFエドゥアルド・カマヴィンガが、チリ代表戦で後ろから左ふくらはぎを思いきり蹴られてピッチに倒れ込んだ。SNSではファンから「何してくれてんねん」と怒りの声が挙がった。

【映像】カマヴィンガ、殺人キックで大悶絶→負傷退場…

 問題シーンは2-1とフランス代表がリードして迎えた41分だった。カマヴィンガがボールを受けようとした瞬間、相手DFマウリシオ・イスラに後ろから寄せられる。背後から股の下に足を入れてきたイスラに、左ふくらはぎをおもいきり蹴られて左足首を捻っており、大悶絶しながらピッチに倒れ込んだ。このファウルによりカマヴィンガは、負傷交代を余儀なくされた。

 このシーンに怒り心頭だったのが、フランス代表はもちろんレアル。マドリードのファンだ。SNS上には、「もうカマヴィンガ代表行かないでくれ」「カマヴィンガ負傷まじか...」「インターナショナルウィーク嫌い」「マンC戦あるのに何してくれてんねん」「ほんと心配だな」「不運すぎる」「ふざけんな」など怒りの声が多く見られた。

 レアル・マドリードはラ・リーガ優勝がかかっているうえ、4月10日と4月18日にチャンピオンズリーグ準々決勝のマンチェスター・シティ戦を控える。中盤と左SBで機能するカマヴィンガの負傷はかなり大きな痛手となる。

 カマヴィンガは昨年11月にもフランス代表のトレーニング中にウスマン・デンベレと衝突して右膝を負傷。右膝外側側副靱帯断裂と診断され、約1か月強の離脱を余儀なくされていた。代表活動中での度重なる負傷に、やるせない思いを抱いているレアル・マドリードのファンは多いだろう。

 試合はフランス代表が壮絶な撃ち合いを制して3-2で勝利したが、カマヴィンガはマドリードに戻ってから左足の検査を受ける予定。大怪我でなければいいが……。

(ABEMA de DAZN/国際親善試合)