<大相撲三月場所>◇十二日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ  150キロを超える巨漢力士が驚きの四股を披露した。足先をゆっくりと高く上げる滞空時間の長い四股を踏みむと、カメラ映像がピンと伸びた足先にズーム。予想外の四股と珍しい映像に「凄…

<大相撲三月場所>◇十二日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ

 150キロを超える巨漢力士が驚きの四股を披露した。足先をゆっくりと高く上げる滞空時間の長い四股を踏みむと、カメラ映像がピンと伸びた足先にズーム。予想外の四股と珍しい映像に「凄い四股」「足アップw」と驚きの反響が相次いだ。

【映像】巨漢力士が披露した驚きの四股

 三段目三十四枚目・大飛翔(追手風)と三段目二十八枚目・村山(鳴戸)の取組直前、身長183センチ・体重155.7キロの大きな体格の持ち主である20歳若手力士・大飛翔が魅せた。十二日目、呼出しに呼ばれて土俵に登場した大飛翔は、片足で立ちながらゆっくりと反対の足を上げる美しい四股を披露した。滞空時間の長さに加え、ほぼ180度まで伸ばした高く上がった足に、「凄い四股」「いい四股」とファンもざわついた。

 さらに仕切り線に立って再び綺麗な四股を踏むと、ABEMAの中継カメラも思わず大飛翔の足先をアップで映し、視聴者からは「足アップw」「ちょっと興奮しちゃった」と驚きの声が寄せられた。館内では自然と拍手も沸き起こっていた。

 その後の取組では、立ち合い頭を下げて当たった大飛翔。相手に押されながらも右を差して四つの形を作り、左からの豪快な上手投げで勝利した。勝った大飛翔は5勝目。敗れた村山は2敗目を喫した。

 見事に勝利した大飛翔は、勝ち名乗りを受けて土俵を降りると丁寧にお辞儀をしてから花道を去っていき、その所作の美しさも注目を集めていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)