【セリエA】ラツィオ 1-2 ウディネーゼ(日本時間3月12日/スタディオ・オリンピコ)  セリエA4試合ぶりの出場で、なんとか爪痕を残そうともがいたが、ボールを失う回数が目立ってしまった。ラツィオに所属する日本代表MFの鎌田大地が、ウディ…

【セリエA】ラツィオ 1-2 ウディネーゼ(日本時間3月12日/スタディオ・オリンピコ)

 セリエA4試合ぶりの出場で、なんとか爪痕を残そうともがいたが、ボールを失う回数が目立ってしまった。ラツィオに所属する日本代表MFの鎌田大地が、ウディネーゼ戦で痛恨のボールロスト。あわや被カウンターとなり、現地メディアから酷評された。

【映像】鎌田大地、現地メディアに酷評されたボールロスト

 鎌田は60分から途中出場。なかなかリズムに乗れない中、問題のシーンはラツィオが1-2と追いかける展開で迎えた86分に起こった。

 ラツィオは敵陣ゴール前にロングボールを放り込むが、これが跳ね返ってペナルティーエリア手前にいた鎌田がこぼれ球を拾う。しかし、日本代表MFが胸トラップした瞬間、ウディネーゼの3人に瞬く間に囲まれる。FWフロリアン・トヴァンにボールを奪われ、追いかけた鎌田もあっさり抜かれる。あわや被カウンターとなったが、パスミスにより救われた。

 この試合で鎌田はらしくないボールロストを繰り返し、コンディションはもちろん試合勘が欠如していることを露呈。現地メディア『LAZIO NEWS24.com』は「ウディネーゼにではなく、ラツィオに危険をもたらす。 少なくとも2、3の被カウンターのきっかけになった」と酷評。採点は「5」と低評価となった。

 試合はラツィオが1―2でウディネーゼに敗戦し、悪夢の公式戦4連敗。翌日にはラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が辞任し、助監督だったジョバンニ・マルトゥシェッロがとりあえず暫定監督に就いた。この指揮官交代で、ラツィオと鎌田は復活なるか。

(ABEMA de DAZN/セリエA)