<大相撲三月場所>◇二日目◇11日◇大阪・エディオンアリーナ  前頭六枚目・剣翔(追手風)と前頭七枚目・金峰山(木瀬)の一番、立ち合い直後に組み合うと一瞬で決着がつく展開となった。あまりの速攻相撲に敗れた力士は呆気に取られ、ファンも「えええ…

<大相撲三月場所>◇二日目◇11日◇大阪・エディオンアリーナ

 前頭六枚目・剣翔(追手風)と前頭七枚目・金峰山(木瀬)の一番、立ち合い直後に組み合うと一瞬で決着がつく展開となった。あまりの速攻相撲に敗れた力士は呆気に取られ、ファンも「えええ」「これ結構すごいのでは…」と騒然となっていた。

【映像】一体何が…巨漢力士が一瞬で土俵の外に

 立ち合い、相四つの両者はガバッと組み合い、そのまま右四つになった。だが直後、剣翔が体を入れ替えると、金峰山の大きな体はくるりと運ばれて土俵の外へ。一瞬の出来事に金峰山も呆気に取られた様子で足元を確認し、黒星を悟ると肩を落としていた。勝った剣翔は1勝目。金峰山は1敗目を喫した。

 剣翔の速攻相撲に館内騒然。ABEMAで実況を務めた田中大貴アナウンサーも「おっと、グルッと回って金峰山は土俵の外」と驚きの声を上げた。同じく解説を務めた元関脇の豊ノ島が「金峰山としては当たって一気に出てやろうというところで」と説明すると、田中アナは「その力をうまく利用しましたかね。体を入れ替えて」と話していた。

 身長195センチ・体重177キロの巨漢・金峰山が一瞬で土俵の外に出てしまう一番に、ファンも「あれ?」「えええ」「なにいまの?」「くるっとな」「ダンスみたい」「これ結構すごいのでは…」と驚きや戸惑いの声を上げていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)