【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース8-5カブス(3月2日・日本時間3月3日/キャメルバックランチ) 滅多に見られない形の牽制アウトに、観客も騒然となった。大谷翔平投手が所属するドジャースの試合において、攻撃時に二塁牽制球で一塁走者…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース8-5カブス(3月2日・日本時間3月3日/キャメルバックランチ)

滅多に見られない形の牽制アウトに、観客も騒然となった。大谷翔平投手が所属するドジャースの試合において、攻撃時に二塁牽制球で一塁走者がアウトになるという激レアプレーが誕生した。

【映像】二塁牽制なのに一塁走者アウトの珍プレー

8回、8-5でドジャースが3点リードした場面。ドジャースはレフト前ヒットと四球で二死ながら走者一、二塁のチャンスを迎えていた。打席には23歳の身長190センチ超え大型遊撃手・スウィーニー。カブス右腕・マクウィリアムズにカウント1-2と追い込まれたが、スウィーニーはファウルで粘る。6球目、遊撃手のバスケスが二塁へ体を寄せると、マクウィリアムズはすぐさま牽制球。この時、二塁走者のゴーティエが飛び出しており、猛然と三塁を陥れようとしていた。

快足を飛ばすゴーティエに、バスケスは三塁への送球を諦めた。その直後、一塁走者・アバンスが飛び出していることに気付き、バスケスはすぐさま一塁方向へダッシュ、タッチアウトを試みた。一、二塁間で挟殺プレーとなったアバンスは帰塁が叶わずタッチアウト、バスケスの好プレーでイニング交代となった。現地ファンは騒然、またカブス側のプレーには拍手も起こっていた。

二塁牽制で一塁走者がアウトになるという珍プレー。ダグアウトに戻る際、バスケスはマクウィリアムズへサムズアップ、プレー成功を喜んでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)