5万人を超える観客が見込まれる浦和レッズのホーム開幕戦(3月3日/vs東京ヴェルディ)。「勝つことが全てだと思います。…
5万人を超える観客が見込まれる浦和レッズのホーム開幕戦(3月3日/vs東京ヴェルディ)。
「勝つことが全てだと思います。それはアウェーでもホームでも。内容は突き詰めますけど、僕らの仕事は勝つことなので。そこは変わらずにやっていきたい」と語る酒井宏樹も、多くのファンサポーターが埼玉スタジアムに足を運んでくれることについては「そこに関しては僕も人間なので、楽しみです。みんなが満足してくれるプレーはもちろんしたいですし、これからもそれが普通になるような、4万、5万が普通になるシーズンを作っていきたい」と語る。
そのためには内容もそうだが、何より勝ち続けて、優勝争いに絡んでいくことが前提になるだろう。
「結果を求めていきたいし、やれることを全てやりたいと。全試合そうやってきてるんですけど、特にそういう姿を見せればいい」と言う酒井だが、昨シーズン3位の広島から昇格組のヴェルディが相手になることで、どこか構えるような空気になってしまいがちなことには警鐘を鳴らす。
「僕ら自体がチャレンジャーということを忘れないことが大事だと思います。何も成し遂げてない。今シーズンはまだ0勝1敗。0点なので。そこに関してはしっかり謙虚にやって行かないといけないですし、ヴェルディが昇格組だろうが、去年J2とか、若い選手が多いとか関係なく、まず僕らがやるべきことをやらないと、結果はついてこない」
■前評判が高い中で迎える次戦
2月28日の練習ではサブ組と見られる側を”仮想ヴェルディ”の4ー4ー2にして紅白戦を行ったが、全体としてはミニゲームやコンビネーションからのシュート練習が多く、広島戦はベンチ外だった選手も意欲的にアピールする姿が目立った。
広島戦では途中出場だった前田直輝も「チームが勝てるようなゴール、アシストというところを求められているのがウインガーだと思っているので。そこのところは引き続きというか、もう一度レベルアップしないといけない」と語り、古巣でもあるヴェルディとの対戦に向けて、意欲を示している。
筆者も含めて優勝候補にあげるメディアも多く、キャンプから前評判の高かった浦和だが、初戦に敗れたことで、周囲の評価にグラつきはあるかもしれない。しかし、地に足を付けて勝利に向かっていくこと、そして4ー3ー3をベースとしたヘグモ監督が掲げるサッカーをやる中でも、相手を見ながら勝利のために必要なプレーをピッチ上で出すことはできるか。
戦術的な完成度を上げることも大事だが、チームとしても振る舞いにここからの結果は大きく関わってくるだろう。そうした意味でもヴェルディ戦というのは浦和がタイトルを目指していく上での紫金石になるはずだ。
(取材・文/河治良幸)