オープン戦で早速ドジャースでの”第1号”を放った大谷。今季も対戦相手から最重要人物として警戒されるだろう(C)Getty Images  新天地初戦でいきなり圧巻アーチだ。 2月27日(日本時間…

 

オープン戦で早速ドジャースでの”第1号”を放った大谷。今季も対戦相手から最重要人物として警戒されるだろう(C)Getty Images

 

 新天地初戦でいきなり圧巻アーチだ。

 2月27日(日本時間28日)、ドジャースの一員としてメジャー7年目を迎える大谷翔平は、米アリゾナ州グレンデールで行なわれたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席で移籍後初アーチを放つなど、3打数1安打2打点と躍動し、早くも新天地で大きな存在感を示している。

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 この日、初回の第1打席で左腕ギャレット・クロシェと対戦し、見逃し三振に倒れた大谷。3回の第2打席も右腕ジャスティン・アンダーソンにセカンドゴロ併殺打だったが、右腕ドミニク・レオーネと対峙した5回の第3打席では、フルカウントから6球目を強振すると、やや詰まり気味に見えた打球がグングン飛距離を伸ばし、レフトスタンドへ飛び込む2ランとなった。

 球界で異彩を放ち続けるスーパースターには、相手の先発左腕も賛辞を惜しまない。ホワイトソックスの地元放送局『NBC Sports Chicago』によると、第1打席で大谷を封じたクロシェは試合後、「初球から大きいスイングだった。観客の声援も大きく、互いにその恩恵を感じていたと思う」と球場の異様な雰囲気を振り返っている。

 さらに、「僕はいい投球をしただけ」と続けると、「彼は優秀な選手。いい球を投げなくてはならない。過去に何度か対戦しているから、何を狙っているかなんとなくわかる」とコメント。2021年に対戦した際にも2三振を奪っているクロシェは、「彼のパワーは脅威だから、とにかく先手を取り、優位に立とうと心がけた」とも語っていた。

 なお、この試合はドジャースが9対6で逆転勝利。チームも今季のオープン戦6試合負けなし(5勝1分け)と圧巻の強さを見せている。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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