大阪桐蔭-米子松蔭  米子松蔭戦に先発した大阪桐蔭・徳山=甲子園【写真提供=共同通信社】

センバツ優勝、3年ぶり9回目の出場と夏の甲子園で史上初となる2度目の「春夏連覇」達成を目指す大阪桐蔭(大阪)と、17年ぶり3度目の鳥取県代表の座を勝ち取った米子松蔭が対戦した1回戦第4試合。

試合は初回から大阪桐蔭が持ち前の破壊力を見せる。1回裏、2番・福井 章吾(3年)が米子松蔭先発左腕・辰己 晴野(2年)が投じた内角のスライダーを完璧に捉え、ライトスタンドへ運ぶ先制ソロアーチ。続く2回裏も一死一塁から6番・根尾 昂(2年)が左翼への適時二塁打で2点目。着実に得点を重ねた。

中盤以降も3回裏を除いては毎回得点を奪う大阪桐蔭ペース。特筆すべきは6回裏の攻撃である。ここでは先頭の8番・泉口 友汰(3年)が四球出塁すると。9番・徳山 壮磨(3年)は、キッチリと初球で犠打を決め、二塁に進んだ泉口は、すかさず三盗。そして一死三塁から1番・藤原 恭大(2年)のサードゴロで素早くスタートを切った泉口が無安打での本塁生還を遂げた。

大阪桐蔭は守ってもエース徳山が7回を2安打無四球9奪三振1失点。しかも球数70球と次戦以降に余力を残す出来。また、8回から登板した柿木 蓮(2年)も2回を投げて無安打無四球3奪三振と完璧なリリーフを見せた。

試合は7回にも追加点を加えた大阪桐蔭が、8対1で快勝。史上初となる2度目の春夏連覇へ好スタートを切った。

ただ、敗れた米子松蔭も随所に健闘が光った。エースの辰己はテンポの良い投球で6回を投げ切り、守備も無失策。7回表は一死から3番・津島 隼人(3年)の強烈な右翼三塁打に相手失策が重なり1点も奪った。1時間41分という試合時間が表すように、点差以上の引き締まった好ゲーム感を演出したのは、間違いなく米子松蔭の功績である。

なお、大阪桐蔭の2回戦は8月16日(水)の大会第9日第2試合。興南(沖縄)を9対6で破った智辯和歌山(和歌山)との近畿勢対決となる。