12日、ボルダージャパンカップの男子決勝(佐賀県多久市/九州クライミングベースSAGA)が行われ、26歳の緒方良行が大…
12日、ボルダージャパンカップの男子決勝(佐賀県多久市/九州クライミングベースSAGA)が行われ、26歳の緒方良行が大会初優勝を果たした。
ボルダー&リード種目でパリ五輪代表に内定している楢崎智亜、安楽宙斗をはじめ、通谷律、楢崎明智、緒方、藤脇祐二の6人が前日の準決勝を勝ち抜いてファイナリスト6人に名を連ねた。多くの観客が詰めかけた中で始まった第1課題。スイングからの飛びつき、そしてゴールへのランジとダイナミックなムーブが続いた中で、藤脇、安楽、緒方、通谷が2トライ以内に完登する。楢崎明智、智亜は最終ムーブで苦戦。イージーかと思われた課題で完登を逃してしまった。
第1課題を一撃した安楽
第2課題。会場のある多久高校に通う通谷律には地元からの大きな声援が送られた
緒方は苦手なスラブ課題を登り切り、雄たけびを上げた
第3課題を進む楢崎智亜。一撃したことで優勝に望みをつないだ
最終課題に挑む楢崎
<決勝リザルト>
1位:緒方 良行(B-PUMP)/2T 3z 8 42位:楢崎 智亜(無所属)/1T 4z 1 4
3位:藤脇 祐二(大阪府山岳連盟)/1T 3z 2 6
4位:楢崎 明智(日新火災)/1T 3z 2 8
5位:通谷 律(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/1T 2z 1 3
6位:安楽 宙斗(千葉県立八千代高等学校)/1T 2z 1 4
※左から順位、氏名、所属先、成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数
CREDITS
取材・文
編集部 /写真
小野正文 / 株式会社C.P.I.※当サイト内の記事・テキスト・写真・画像等の無断転載・無断使用を禁じます。