名牝メジャーエンブレムの4番仔となるロールオブアームズ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が、土曜東京6Rの3歳未勝利(牝・芝1800m)で待望の初勝利を狙う。  ロールオブアームズは父ロードカナロア、母メジャーエンブレム、母の父ダイワメジャー…

 名牝メジャーエンブレムの4番仔となるロールオブアームズ(牝3、美浦・田村康仁厩舎)が、土曜東京6Rの3歳未勝利(牝・芝1800m)で待望の初勝利を狙う。

 ロールオブアームズは父ロードカナロア、母メジャーエンブレム、母の父ダイワメジャーの血統。母は通算成績7戦5勝。15年に阪神JF、16年にNHKマイルCを制覇。故障で早めの引退を強いられたが、無事ならマイル戦線で一時代を築いたかも…と思わせるトップマイラーだった。

 ここまで2戦して、昨年8月の2歳新馬(札幌芝2000m)は6着、同11月の2歳未勝利(東京芝1800m)は4着。ともにやや物足りない走りではあった。ただ、血統や馬体から見て、ポテンシャルは秘めているはず。この中間の休養でグッと成長していれば、十分に好勝負可能だ。鞍上には母のパートナーでもあったC.ルメール騎手を2戦ぶりに確保。陣営の期待も伝わってくる。

 奇しくもレース当日は母が制したクイーンCが行われる。このタイミングで是非とも初勝利を手にしたい。