松商学園-土浦日大  土浦日大戦で完投し、雄たけびを上げる松商学園の青柳真=甲子園【写真提供:共同通信社】

31年ぶりの出場の土浦日大と9年ぶり出場の松商学園の対決は、長野大会でチーム打率.330、29盗塁を記録した松商学園が自慢の巧打力と機動力を存分に発揮した。

まず1回表、松商学園は一死一・三塁から4番藤井 大地(3年)がレフトへ痛烈な適時打を放ち、1点を先制。2回にも、一死満塁は内野ゴロの間に1点を追加した松商学園は、4回、5回と1点ずつ加点し、5回まで4対0とリードを広げる。

松商学園は6回表、5番森田浩平(3年)のタイムリーと6番本木 飛雄河(3年)の中犠飛で6対0と大きくリード。だが、土浦日大も6回裏に反撃を開始し、無死満塁から2番三村 航平(3年)の犠牲フライで1点を還す。

だが松商学園は攻撃の手を緩めない。7回表、4番藤井がこの日4安打目となるタイムリーと土浦日大の守備によるミスで2点を追加。8回表には二死一塁から4連打が飛び出し、11対1とした。

後がない土浦日大は8回裏、一死二、三塁の場面で2番三村が打ち上げた打球は一塁へ。松商学園の一塁・藤井が捕球 したものの、カメラマン席に飛び込んだ。このプレーにより2人の走者に安全進塁権が与えられ、三塁走者が生還して1点を還すと、二死三塁から3番関根 一沙(3年)が右翼線を破る適時二塁打で、11対3と8点差に縮めた。

しかし9回表、松商学園は土浦日大のエラーから1点を追加。最終的に21安打、12得点をあげ、さらに5盗塁を記録した。

松商学園の先発の青柳 真珠(3年)は、土浦日大打線から12三振を奪う快投。3失点完投勝利を収め、17年ぶりの初戦突破を決めた。