<大相撲一月場所>◇十三日目◇26日◇東京・両国国技館 3場所ぶりに復帰した“令和の怪物”こと幕下五枚目・伯桜鵬(宮城野)が、十両十二枚目・千代丸(九重)を寄り切りで下して6勝目となる勝ち星を挙げた。休場中は下半身のトレーニングに力を注いだ…

<大相撲一月場所>◇十三日目◇26日◇東京・両国国技館

 3場所ぶりに復帰した“令和の怪物”こと幕下五枚目・伯桜鵬(宮城野)が、十両十二枚目・千代丸(九重)を寄り切りで下して6勝目となる勝ち星を挙げた。休場中は下半身のトレーニングに力を注いだという伯桜鵬だが、取組中、その筋骨隆々な脚部がABEMAの中継画面に映ると、視聴者も「すんげぇ太もも」「内腿の筋肉エグい」と感嘆の声を上げた。

【映像】隆起する伯桜鵬のたくましい下半身

 昭和以降史上最速タイの所要3場所で幕内に昇進し、新入幕の令和五年(2023年)七月場所ではいきなり優勝争いに加わる快進撃で観客を沸かせた伯桜鵬。しかしその後は左肩手術のため2場所連続で全休、番付は幕下まで陥落。休場中は患部に負担をかけないよう、特に下半身の強化に励んでいたという。

 主治医からゴーサインをもらい、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)からの許可も得て、3場所ぶりに本場所に復帰した伯桜鵬。幕下五枚目で臨んだ一月場所は、持ち前の相撲センスで初日から2連勝を遂げたが、3番目に黒星。しかしそこから持ち直して3連勝と、規格外の“怪物”ぶりを発揮してきた。

 十三日目は関取・千代丸と対戦。立ち合い突き上げるように当たった伯桜鵬は、相手を押し込んでから右上手を取ると、すかさず得意の左四つに。組んだ状態で落ち着いて機をうかがうと、客席からは拍手が沸き起こった。その後、じっくり攻めた伯桜鵬は、千代丸が巻き替えようとしたところを逃さず一気に前進、盤石の相撲で寄り切って6勝目を挙げた。伯桜鵬は幕下優勝は逃したものの、1敗を死守し、関取復帰へと望みをつなげた。

 取組では“芸術品レベル”の筋肉にも注目が集まった。伯桜鵬は相撲の名門・鳥取城北高校時代からすでに太ももが86センチと、一般男性の腹囲を超える筋肉の持ち主。ただ太いだけでなく、50メートル走の自己ベストは6秒7という、まさに“筋肉の塊”だ。

 休場中のトレーニングでさらに鍛え上げられた下半身がABEMAの中継画面に映ると、視聴者からは「すんげぇ太もも」「内腿の筋肉エグい」「脚がバッキバキだぜ」「太股マニア垂涎」「筋肉すごいね」と驚きと感嘆の声が殺到。万全の相撲にも「つよいなー!」「いい相撲とるなあ」と称賛のコメントが相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)