【ブンデスリーガ】バイエルン0-1ブレーメン(日本時間1月21日/アリアンツ・アレーナ)【映像】VARで発覚した問題のタックルシーンまさかの得点取り消しだった。ブレーメンはバイエルンの高い最終ラインの裏を取ってカウンターを完結させたかと思わ…
【ブンデスリーガ】バイエルン0-1ブレーメン(日本時間1月21日/アリアンツ・アレーナ)
まさかの得点取り消しだった。ブレーメンはバイエルンの高い最終ラインの裏を取ってカウンターを完結させたかと思われた。オフサイドも問題なかったが、VARチェックが行われた結果ノーゴールの判定に覆る。これにはファンも「何が起きたの?」と混乱しているようだ。
スコアレスで迎えた25分、ブレーメンは自陣での激しいチャージでボールを回収することに成功すると、バイエルンの守備陣が落ち着く暇もないまま素早く縦に繋ぎ、FWユスティン・ヌジンマーが広大なスペースに抜け出すことに成功。そのままGKマヌエル・ノイアーとの1対1を制してゴールを決めた。
ゴールが決まった直後はオフサイド疑惑があったが、ヌジンマーが抜け出したタイミングで同選手はハーフウェイラインより手前にいたためオンサイドで問題なかった。これにはABEMA視聴者も「いやハーフ超えてなかったな」「オンサイドじゃん!」と歓喜の様子だった。
しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言で主審がOFR(オン・フィールド・レビュー)で確認を行うと、ブレーメンの選手がバイエルンからボールを奪ったシーンに着目。そこでMFイェンス・ステージがバイエルンMFジャマル・ムシアラにボールではなく、足に直接タックルをしていることが明らかとなり、ノーゴールの判定に覆った。
どんでん返しが続いた怒涛の展開に、ABEMA視聴者も「何が起きたの?」「ちょっとかわいそうだな」と混乱している様子だった。
VARと主審の判断は全面的に正しかったと言える。仮にこの場面で、ムシアラがファウルを受けた場面まで遡っていなければ後に誤審として取り上げられてもおかしくなかった。普段は批判ばかり受ける審判団だが、正しい判断をした際にはもっと称賛を浴びても良いのではないだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)