サントリーホールディングスは23日、全国のパラスポーツの普及・発展を目指し、各都道府県や政令指定都市の障がい者スポーツ協会から推薦を受けた、若手アスリートや競技団体などを助成する「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」の第2期採択先を発表した。

サントリーは2022年9月にこの取り組みを立ち上げ、第2期採択先の募集を2023年6月に開始。
今期は、計57の都道府県や政令指定都市から、若手アスリートを81人、障がい者スポーツ協会または競技団体から25団体を採択し、総額2850万円を支給すると発表した。

サントリーホールディングス CSR推進部の一木典子部長は、「第2期ではすべての都道府県の人たちを応援させてもらうことになった。奨励金を通じて、日本全国それぞれの地域でチャレンジド・スポーツの将来を担う人たちとともに、チャレンジド・スポーツの未来をつくり、全ての人たちが輝くダイバーシティ社会になるように邁進していきたい」と話した。

採択先代表者として発表会に同席した、シッティングバレーボールの波田みか選手は「昨年に引き続き採択され、大変光栄。昨年は自身の競技力向上や周知活動に使わせてもらった。今年も、競技の魅力をより伝えていきたい。まずは選手としてパリパラリンピックの最終予選を全力で戦っていきたい」と意気込みを語った。
また、車いすバスケットボールの増田汐里選手は「自分の目標はパラリンピックに出てメダルを獲ること。これからも日々たくさん練習をして頑張りたい」と話した。

なお「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」2期連続の採択先であるブラインドサッカー・平林太一選手を追いかけたドキュメンタリー動画が現在公開中となっている。
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