テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス4回戦が行われ、第10シードのA・デ ミノー(オーストラリア)は第5シードのA・ルブレフに4-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4)…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス4回戦が行われ、第10シードのA・デ ミノー(オーストラリア)は第5シードのA・ルブレフに4-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-4), 3-6, 0-6のフルセットで敗れ、大会初のベスト8進出とはならなかった。
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24歳で世界ランク10位のデ ミノーは3回戦で、予選を勝ち上がった同100位のF・コボリ(イタリア)を下しベスト16進出。一方、25歳で同5位のルブレフは3回戦で第29シードのS・コルダ(アメリカ)を破り16強入りを決めた。
この日の第1セット、第4ゲームでブレークを許したデ ミノー。第7ゲームでブレークバックに成功したものの終盤となる第10ゲームでセットポイントとなるブレークチャンスを2度握られる。最後はデ ミノーがダブルフォルトを犯しブレークを許して先行される。
続く第2セット、互いにブレークポイントを握り合うもブレークを許さず。サービスキープを続けタイブレークに突入。ミニブレークを奪い合うとデ ミノーが先にセットポイントを握る。1度は凌がれるも2度目の場面、強烈なバックハンドウイナーを沈め、1セットオールに追いつく。
第3セット、勢いに乗るデ ミノーは第2ゲームでブレークに成功し開始から3ゲームを連取。その後はサービスキープを続け第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、ここでブレークバックのチャンスを与えると最後はダブルフォルトを犯しブレークを許して再びタイブレークへ。
開始からミニブレークを奪い合うもデ ミノーが3度目のミニブレークに成功し5-3とリード。最後は驚異的なディフェンス力で返球するとラインぎりぎりに決まり、セットカウント2-1と逆転する。
第4セット、第2ゲームでブレークを許したデ ミノーだが第5ゲームでブレークバックに成功。しかし、直後の第6ゲームで再びブレークを奪われ、2セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ギアを上げたルブレフから1ゲームも奪うことができず、4時間14分の死闘の末に力尽きた。
試合後の会見でデ ミノーは「本当にタフな試合だった。もっと上を目指していたけど、ここでの僕の時間は終わってしまった。アンドレイ(ルブレフ)は勝利に値した。彼は第4セットとファイナルセットでより良いプレーをしていた。最後はあまりにも良過ぎたね」とコメント。
「少し残念だよ。ユナイテッド・カップでトップ10に3勝できたことは、いずれ自信になると思う。この試合でも素晴らしいテニスができている。まだシーズンの始まりに過ぎない。重要なのは1年を通してこのレベルをキープすること。それができれば自分の望むところでプレーできる自信があるということだ」
勝利したルブレフは準々決勝で第4シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは4回戦で第15シードのK・ハチャノフを6-4, 7-5, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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