全国高校スケート・アイスホッケー選手権第4日(20日・茨城山新スイミングアリーナほか=読売新聞社共催)――フィギュアスケ…
全国高校スケート・アイスホッケー選手権第4日(20日・茨城山新スイミングアリーナほか=読売新聞社共催)――フィギュアスケートの男子は、ショートプログラム(SP)首位の三浦佳生(東京・目黒日大3年)がフリーも1位となり、2連覇を果たした。
黒髪の一部を緑や金色に染め、野性的になった三浦が冒頭から挑んだ。「3月の世界選手権でプログラムに入れたい」という難しい4回転フリップだ。これは回りきれずに3回転になったが、その後はトウループ、サルコーと2種類の4回転ジャンプを2本成功させ、2年連続の高校王者に輝いた。
総体はジュニアの規定で戦うため、普段戦うシニアの試合に比べてフリーの演技時間が短い。「今季のプログラムを(振付師に)手直ししてもらう時間はない」と、世界ジュニア選手権を制した昨季のプログラム「美女と野獣」を滑った。最後は「僕を世界に知ってもらう理由になった」という音楽とかみ合ったステップを披露し、観客を魅了。「リアル・ビースト(野獣)になれた」と笑った。
後半のジャンプで転倒するなど完璧な演技ではなかったが、「去年もここからエンジンがかかった。世界選手権でピークに持っていきたい」。昨季は、総体後の四大陸選手権、ジュニアの世界選手権を制した。今後の活躍に期待が高まる優勝だった。(宮島出)