<大相撲一月場所>◇五日目◇18日◇東京・両国国技館 体重82キロ差対決となった三段目六十二枚目・朝氣龍(高砂)と三段目六十一枚目・金沢(鳴戸)の一番は、土俵際、一瞬のスキを突かれた上手出し投げで金沢が思わず手をついてしまい、無念の様子で「…

<大相撲一月場所>◇五日目◇18日◇東京・両国国技館

 体重82キロ差対決となった三段目六十二枚目・朝氣龍(高砂)と三段目六十一枚目・金沢(鳴戸)の一番は、土俵際、一瞬のスキを突かれた上手出し投げで金沢が思わず手をついてしまい、無念の様子で「手をつきました」と自己申告のような“お手上げ“ポーズをする場面があった。予想外の結末に館内からはどよめきが起こり、ファンも「いま手をついた」「手ついたw」と驚きの声をあげた。

【映像】体重差をひっくり返した驚愕の結末

身長169センチ、体重87.3キロの朝氣龍に対し、金沢は身長183.2センチ、体重169.6キロ。体重差は実に82.3キロだ。一回り大きな体格の金沢は、立ち合い手を出して当たると、相手の素早い動きに翻弄されながらも土俵際で万全の体勢に。そのまま押し出すかに見えたが、一瞬のスキをついて回り込んだ朝氣龍が上手出し投げを決めた。

 前のめりになった金沢は思わず手をついてしまい、土俵に体を戻したものの「いま手をつきました」と悔しそうに自己申告するかのような両手を上げる“お手上げポーズ”。その後も朝氣龍は気を緩めず果敢に攻め、金沢が力なく土俵を割ると、館内からはどよめきが沸き起こった。勝った朝氣龍は3勝目。敗れた金沢は1敗目を喫した。

 体重82キロ差がありながら金沢が前のめりに手をついてしまうという結末に、ABEMAの視聴者も「いま手をついた」「手ついたw」とコメントを寄せていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)