<大相撲一月場所>◇四日目◇17日◇東京・両国国技館 前頭二枚目・阿炎(錣山)が前頭三枚目・北勝富士(八角)を強烈なのど輪で攻めた一番。ひたすら耐えた北勝富士が逆転の突き落としを決めて3勝目を挙げると、「よく耐えたな」「根性見せたね」と館内…
<大相撲一月場所>◇四日目◇17日◇東京・両国国技館
前頭二枚目・阿炎(錣山)が前頭三枚目・北勝富士(八角)を強烈なのど輪で攻めた一番。ひたすら耐えた北勝富士が逆転の突き落としを決めて3勝目を挙げると、「よく耐えたな」「根性見せたね」と館内が大きな拍手に包まれた。
立ち合いもろ手突きで攻めた阿炎。やや引いてから前に出ると、強烈なのど輪で北勝富士の上体を押し上げていく。だがなんとか耐えた北勝富士が最後、右からの突き落としを決めて勝利をもぎ取った。館内は拍手喝采。逆転勝利を遂げた北勝富士は息も絶え絶えの様子で鼻を手で拭っていた。北勝富士は3勝目。敗れた阿炎は初日から4連敗となる黒星を喫した。
取組を受け、ABEMAで解説を務めた元前頭・明瀬山の井筒親方は「北勝富士が(阿炎の突っ張りを)回転させないようにロックしていますね」と指摘。「突っ張りは突くよりも後ろに引くのが大事。それを北勝富士が上手にロックしているので、(阿炎は)回転ができなくて止まってしまうという相撲だった」と説明した。
強烈なのど輪をひたすら耐えて逆転勝利した北勝富士に、ABEMAの視聴者からも「よく耐えたな」「根性見せたね」「ほっくんよく我慢した」「素晴らしい!」とねぎらいのコメントが相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)