<大相撲一月場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館 大関経験者で、前頭七枚目・朝乃山(高砂)が、前頭七枚目・一山本(放駒)を押し出しで下し、2024年初場所を白星スタート。元日に能登半島地震が起こったが、富山市出身の朝乃山が勝利する姿に視聴…
<大相撲一月場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館
大関経験者で、前頭七枚目・朝乃山(高砂)が、前頭七枚目・一山本(放駒)を押し出しで下し、2024年初場所を白星スタート。元日に能登半島地震が起こったが、富山市出身の朝乃山が勝利する姿に視聴者からは「朝乃山が勝つことで勇気を与えることができる」というコメントが寄せられていた。
大関経験者の朝乃山の白星発進に館内が沸いた。一山本のもろ手突きにのけぞりながらも、1歩も下がることなく最後は迫力十分に押し出した。ABEMAで解説を務めた、元横綱・若乃花の花田虎上氏は「立ち合い、一山本がもろ手で先に出たんですけど、足がいい位置にいるから、腰で相撲を取ってます。良い相撲ですね!」とその内容を称賛。続けて「富山でご家族が被災して、今場所は“何くそ!”という思いで力づけたいはずなので、期待しています」と話した。
3月で30歳になる朝乃山。新型コロナウイルスのガイドライン違反による6場所出場停止、また、左ふくらはぎ痛などの影響で、大きく番付を下げたが、暗い出来事で始まった今年を、北陸出身力士として盛り上げたい気持ちは強いだろう。
相撲ファンからも「初日、朝乃山関(富山出身の力士)が良い相撲で勝ったのでおそらくよろこばれてると、思います」「朝乃山熱いものを感じる」「本来の力を思いっ切り発揮して欲しい」などの反響が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)