卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は12日、各種目の試合が行われ、女子シングルスラウンド16で世界ランキング15位の張本美和は同1位の孫穎莎と対戦。0-3のストレートで敗れ、準々決勝進出を逃した。◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長の跡「…

卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は12日、各種目の試合が行われ、女子シングルスラウンド16で世界ランキング15位の張本美和は同1位の孫穎莎と対戦。0-3のストレートで敗れ、準々決勝進出を逃した。

◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長の跡「勝てて幸運だった」 世界女王が見せた振る舞いも注目「握手の際にラケットで……」

■世界1位が3度目の戦いで貫録勝ち

張本は昨年12月の「WTT女子ファイナルズ」以来3度目の世界女王との戦いとなった。試合は序盤に孫穎莎が圧倒する形で1ポイントも奪わせずに11-0で奪取。

第2ゲームも3-11で失った張本は第3ゲームで立て直しのきっかけをつかんだかに見えたが、孫穎莎にそのまま押し切られ、6-11でゲームを奪われストレート負けとなった。

無念の敗戦を喫した張本だが、孫穎莎は15歳のポテンシャルを評価。中国メディア『捜狐』が試合後のコメントを伝えており、「ミワと対戦するのはこれが3度目。彼女はこの2年間で急速に成長しているし、私よりも8歳年下でとても若い」と評している。

また孫穎莎は、「ミワ・ハリモトをより知ることができ、新しい技術や戦術、全体的な試合の流れを掴むことができた」と述べ、試合を重ねることで張本の特徴や成長を理解していると語っている。

今大会で張本だけでなく早田ひな、長﨑美柚を下した孫穎莎。世界女王が日本の前に立ちふさがった。

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)