百日草特別を制したアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)が、京成杯(3歳・GIII・芝2000m)で無敗戴冠を狙う。  アーバンシックは父スワーヴリチャード、母エッジースタイル、母の父ハービンジャーの血統。曾祖母はウインドインハーヘア…

 百日草特別を制したアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)が、京成杯(3歳・GIII・芝2000m)で無敗戴冠を狙う。

 アーバンシックは父スワーヴリチャード、母エッジースタイル、母の父ハービンジャーの血統。曾祖母はウインドインハーヘアなので、ディープインパクトやブラックタイド、ゴルトブリッツと同族。また、昨年のホープフルSを制したレガレイラとは父が同じ、そして母が全姉妹という関係なので、ほぼ同じ血統構成となる。

 ここまで2戦2勝。昨年8月の新馬(札幌芝1800m)は気性の若さを見せながら、残り100mからグイッと伸びて差し切り。続く前走の百日草特別はスローペースを最後方から大外一気の差し切りで、着差以上の完勝。重賞はもちろん、クラシックでも通用する器と見ていいだろう。

 ここを勝てば、賞金的にクラシックへの出走は確実となる。いとこのレガレイラは牝馬ながら、皐月賞への参戦を視野。春の大舞台でいとこ対決が見られることを期待したい。