「ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」が6日、大田区総合体育館で行われ、木下マイスター東京はT.T彩たまと対戦。3-1で勝利した。 ◆平野美宇、ストレート負けの横井咲桜は「苦手というより強い」 今季2敗目の19歳に太鼓判「将来強くな…

「ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」が6日、大田区総合体育館で行われ、木下マイスター東京はT.T彩たまと対戦。3-1で勝利した。

◆平野美宇、ストレート負けの横井咲桜は「苦手というより強い」 今季2敗目の19歳に太鼓判「将来強くなる」

■戸上、林昀儒不在も競り勝つ

琉球アスティーダと熾烈な首位争いを繰り広げるKM東京。この日は国際大会出場のため今季加入した戸上隼輔と世界ランキング6位の林昀儒が不在。そのなかでも分厚い選手層でT.T彩たまを退けた。

1番手のダブルス、4番手のシングルスに2点起用されたのは篠塚大登。大島祐哉と組んだダブルスでは相手ペアに第1ゲームをものにされる展開に。しかし、第2、3ゲームで逆転し勝利をもたらすと、マッチカウント2-1で回ってきたシングルスでは曽根翔相手に序盤を圧倒。中盤以降に曽根の時間も作られたが、しっかり勝利しチームに白星をもたらした。

試合後篠塚は「(ダブルスは)もうちょっと相手が仕掛けてくると思って自分たちは入って、思ったより仕掛けてこなかった。そこで自分たちがの凡ミスをしてしまった」と反省の弁も。それでも、「2日から練習し始めた。とくに怪我もなく、良い状態かなと思います」と自身の状態に対しては手ごたえを語った。

■篠塚、松島も海外遠征へ

KM東京を率いる倉嶋洋介監督は、「(曽根相手は)最後つかまりそうなところもあって、ちょっと悪い流れもあった。相手は思い切ってやってくるだけだったので、打って引いてうまく入られた。そこを勝ち切れたのは彼の成長」と語り、2点起用に応えた篠塚を称えた。

今季のKM東京は、戸上、林昀儒、篠塚、松島輝空などタレントを揃えながら、国際大会出場と重なり、メンバーを入れ替えての戦いが続く。

倉嶋監督は「フルメンバーで戦えたのは前回(12月23日)の静岡戦くらい。あと2試合メンバーがかなり抜けて篠塚も今日(ドーハへ)行ってしまいますし、輝空も明後日行ってしまう。戸上、林昀儒もいない中でどう戦えるかはカギを握ってくる」とメンバーのやりくりに言及した。

KM東京は15試合を終えた段階で11勝4敗、勝ち点は38で琉球を6日終了時点で3ポイント上回る。リーグ戦も終盤に差し掛かるなか、上位争いは熾烈を極めている。

◆平野美宇、ストレート負けの横井咲桜は「苦手というより強い」 今季2敗目の19歳に太鼓判「将来強くなる」

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)