12月30日にABEMAで放送された『ABEMAバズ!パ・リーグ2023年末SP』に、野球解説者の五十嵐亮太氏が出演。今季の年俸総額がリーグ2位でありながらも、Bクラスの4位と低迷した東北楽天ゴールデンイーグルスについて言及した。【映像】プ…
12月30日にABEMAで放送された『ABEMAバズ!パ・リーグ2023年末SP』に、野球解説者の五十嵐亮太氏が出演。今季の年俸総額がリーグ2位でありながらも、Bクラスの4位と低迷した東北楽天ゴールデンイーグルスについて言及した。
この日、番組では今季のパ・リーグについて振る内容が中心となったが、その際に、日本プロ野球選手会が今年4月に発表した『2023年シーズン年俸総額ランキング』と、『2023年シーズン契約更改満足度』が発表されることに。
■2023年シーズン年俸総額ランキング(2023年4月発表)
1位:福岡ソフトバンクホークス39億8990万円(リーグ成績3位)
2位:東北楽天ゴールデンイーグルス33億7250万円(リーグ成績4位)
3位:埼玉西武ライオンズ27億9300万円(リーグ成績5位)
4位:千葉ロッテマリーンズ20億9070万円(リーグ成績2位)
5位:オリックス・バファローズ19億7400万円(リーグ成績1位)
6位;北海道日本ハムファイターズ15億6680万円(リーグ成績6位)
■2023年シーズン契約更改満足度(2023年4月発表)
1位:福岡ソフトバンクホークス56.8%(リーグ成績3位)
2位:千葉ロッテマリーンズ56.6%(リーグ成績2位)
3位:埼玉西武ライオンズ43.1%(リーグ成績5位)
4位:オリックス・バファローズ41.5%(リーグ成績1位)
5位:北海道日本ハムファイターズ39.7%(リーグ成績6位)
6位:東北楽天ゴールデンイーグルス24.2%(リーグ成績4位)
上記のデータを見ると、年俸総額・満足度ともに高いのはリーグ順位3位のソフトバンクで、三連覇を果たしたオリックスは、意外にも年俸総額が5位、満足度が4位と、必ずしも高い数値であるとは言えないことがわかる。また、楽天は年俸総額で2位と高い一方で、満足度は最下位、今季のリーグ順位はBクラスの4位と、かなりアンバランスな形となっていることも見て取れる形となった。
こうした結果を受け、スタジオでは、五十嵐亮太氏が見解を語ることとなったが、その際に五十嵐氏は、楽天について、「ソフトバンクは納得ですよね。そう考えると、2位の楽天は順位と比較した場合に、若い選手とベテラン選手の差が結構大きい部分が、こういった順位になってしまったのかなって思いますよね。」と、チーム内で選手間に生じる“差”が、このような集計結果となったのではないかとの見方を示すこととなった。
なお、2023年のシーズン、楽天の年俸額トップは推定年俸5億円の浅村栄斗、2位は田中将大の4億7500万円、3位は則本昂大の3億円、以下、松井裕樹&岸孝之の2億5000万円、鈴木大地の2億円(※いずれも金額は推定)と、ベテラン組を中心に高額年俸の選手が複数いる一方で、若手を中心に一軍最低年俸の1600万円に届かない選手たちも散見されていた。
(ABEMA「バズ!パ・リーグ」)