12月30日にABEMAで放送された『ABEMAバズ!パ・リーグ2023年末SP』に、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズなどでプレーした野球解説者のG.G佐藤氏が出演。今季、シーズン中盤以降に失速し、惜しくも優勝を逃した福岡ソフトバン…
12月30日にABEMAで放送された『ABEMAバズ!パ・リーグ2023年末SP』に、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズなどでプレーした野球解説者のG.G佐藤氏が出演。今季、シーズン中盤以降に失速し、惜しくも優勝を逃した福岡ソフトバンクホークスについて言及した。
【映像】ソフトバンク周東、投手が見てるのに盗塁スタートする瞬間
2023年シーズンの総ざらいともいえる内容となったこの日の序盤、スタジオでは解説者諸氏が、今季のパ・リーグを振り返る形でコメントすることとなったが、その際、オリックスが2位以下に15.5ゲームもの大差をつける形で三連覇を決めたことについて、G.G.佐藤氏は、「今回はソフトバンクが大量補強したんで、血の気が多いパ・リーガーたちを怒らせちゃいましたよね。“ストップ・ザ・ホークス”になっちゃったと思うんで。」と、有原航平(元テキサス・レンジャーズ)、近藤健介(元・北海道日本ハムファイターズ)、ロベルト・オスナ(元・千葉ロッテマリーンズ)、ジョー・ガンケル(元・阪神タイガース)と、他チームで主力として活躍していた実績を持つ“豪華な顔ぶれ”を中心に、大量補強した経緯を踏まえ、結果として他チームが“対ソフトバンク”を強く意識する形となっていたと指摘した。
とはいえ、こうした“大型補強”が行われる一方で、FAで獲得した近藤の人的補償で移籍し、守護神としていきなり大ブレイクを果たした田中正義(現・日本ハム)や、現役ドラフトで阪神へと移籍するや、1年目から先発ローテの中心となり、チームトップの12勝を挙げるなど、ソフトバンク時代に挙げた10勝をいきなり1年で上回る活躍を見せた大竹耕太郎など、ソフトバンクには、他チームに大きな戦力をもたらしているという側面も。今季は7月4日に行われた日本ハム戦で首位陥落となって以降は急失速し、信じがたい大型連敗まで喫することとなったソフトバンクだが、来季は小久保裕紀新監督の下で、どのような巻き返しを見せることとなるのか、じっくりと注目したいところだ。
(ABEMA「バズ!パ・リーグ」)