【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ) ホームチームのベンチにまとめてイエローカードが提示される珍事があった。ハイデンハイムとフライブルクの選手が接触をしながら一緒に倒れたシーンで…
【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ)
ホームチームのベンチにまとめてイエローカードが提示される珍事があった。ハイデンハイムとフライブルクの選手が接触をしながら一緒に倒れたシーンで主審は、ハイデンハイム側がファウルしたとジャッジ。これに納得がいかなかったベンチサイドが抗議をすると、一斉にカードが出る展開となった。
ハイデンハイムが0-1と追いかける展開で迎えた51分、GKからのパントキックをFWマーヴィン・ピアリンガーがフライブルクのDFマヌエル・グルデと競り合った。
その際に両選手は激しく接触をしながら転倒。主審は笛を吹き、フライブルク・ボールでのプレー再開を指示したが、接触シーンを目の前で見ていたハイデンハイムのベンチは猛抗議。ブチギレのあまり、おそらくかなり汚い言葉を発したのだろう。レフェリーは鬼の形相でベンチに向かい、立て続けにイエローカードを出した。
ABEMAで実況を務めた福田浩大氏が「1人じゃない2人、いや複数人、ハイデンハイム・ベンチにイエローカードが出たようです」と伝えたように、誰にカードが出たのか把握できないほどレフェリーはカードを連発した。
この一連の流れには絡んでいないが、ピッチには立っていた堂安律もビックリしたはずの裁定にスタジアムは大ブーイングに包まれ、視聴者からも「今日の主審危うい」というコメントが出た。
結果的にこの場面で、誰にイエローカードが出されたのかは明らかとなっていない。監督への処分であればブンデスリーガ公式の試合結果に掲載されるが、コーチ陣への警告だったため記載がないのだ。そのため現在も、ハイデンハイムのベンチに何枚のカードが出されたのかは謎のままである。
(ABEMA/ブンデスリーガ)