12月23日から29日にかけて東京体育館、武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、「SoftBank ウインターカップ2023 …

12月23日から29日にかけて東京体育館、武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が行われる。本記事では過去大会をプレーバック。2021年大会を振り返っていく。

 男子は福岡大学附属大濠高校(福岡県)が28大会ぶり3回目の優勝を飾った。1回戦、2回戦を危なげなく突破すると、続く3回戦では中部大学第一高校(愛知県)と対戦。2点ビハインドで迎えた第4クォーターに21得点を重ね、65-57で強豪対決を制した。準々決勝では正智深谷高校(埼玉県)、準決勝では仙台大学附属明成高校(宮城県)を撃破。帝京長岡高校(新潟県)との決勝戦は一進一退の展開が続いたが、1点リードの試合終了残り11秒に湧川颯斗(滋賀レイクス)がオフェンスリバウンドからシュートを決め、59-56で勝利を収めた。

 大会ベスト5には福岡大附属大濠から川島悠翔、岩下准平、湧川、帝京長岡から島倉欧佑、コネ ボウゴウジィ ディット ハメードが選出された。

 女子は桜花学園高校(愛知県)が3連覇を達成した。順調に勝ち進んで迎えた準々決勝では明星学園高校(東京都)と激突。最大15点のリードを詰め寄られたものの、70-68で逃げきった。その後は昭和学院高校(千葉県)との準決勝を100点ゲームで制すと、決勝で京都精華学園高校(京都府)と対戦。試合終了残り19秒に横山智那美(トヨタ自動車アンテロープス)の得点で試合を決定づけ、61-57で初優勝を目指す京都精華学園を振りきった。

 桜花学園からは朝比奈あずさが2大会連続のベスト5受賞。横山と平下結貴(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)に加え、京都精華学園の瀬川心暖とイゾジェ ウチェも名を連ねた。

 2021年大会の上位4校とベスト5は以下のとおり。

■男子

優勝:福岡大学附属大濠高校(福岡県)

準優勝:帝京長岡高校(新潟県)

3位:仙台大学附属明成高校(宮城県)、福岡第一高校(福岡県)

・ベスト5

川島悠翔(福岡大学附属大濠)

岩下准平(福岡大学附属大濠)

湧川颯斗(福岡大学附属大濠)

島倉欧佑(帝京長岡)

コネ ボウゴウジィ ディット ハメード(帝京長岡)

■女子

優勝:桜花学園高校(愛知県)

準優勝:京都精華学園高校(京都府)

3位:昭和学院高校(千葉県)、大阪薫英女学院高校(大阪府)

・ベスト5

朝比奈あずさ(桜花学園)

平下結貴(桜花学園)

横山智那美(桜花学園)

瀬川心暖(京都精華学園)

イゾジェ ウチェ(京都精華学園)

【動画】男子決勝 福岡大附属大濠vs帝京長岡をハイライトでチェック