【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ) フライブルクからすると、試合終了間際に絶望の瞬間が訪れた。同点で迎えた後半アディショナルタイムにボックス内に入れられたクロスをドイツ代表での…

【ブンデスリーガ】ハイデンハイム 3-2 フライブルク(日本時間12月21日/フォイト・アレーナ)

 フライブルクからすると、試合終了間際に絶望の瞬間が訪れた。同点で迎えた後半アディショナルタイムにボックス内に入れられたクロスをドイツ代表での実績も豊富なDFマティアス・ギンターがまさかの処理ミス。自軍ゴールにボールを押し込んでしまう痛恨のオウンゴールが決まると、「泣いた」、「この失点は痛すぎる」と嘆くファンが続出した。

【映像】爆裂突破&クロス→オウンゴールの瞬間

 2-2で迎えた90+2分、ハイデンハイムは途中出場のDFオマル・トラオレが、抜群の身体能力とスピードでフライブルクのMFニコラス・ヘフラーを弾き飛ばして縦に抜けると、そのままボックス内に進入。ファーサイドへグラウンダーのクロスを狙った。

 フライブルクはヘフラーが入れ替わられた時点で対応が後手に回っており、GKのブラインドで見えにくかったか最後はマティアス・ギンターがクロスをまさかの処理ミス。右足インサイドでボールに触れてしまい、ボールはそのまま自軍ゴール方向に転がっていった。この日は2ゴールに絡む活躍を見せた堂安律も唖然としたシーンだった。

 フライブルクがまさかの展開で逆転を許すと、ABEMA視聴者は「泣くわ」、「これは可哀想」、「この失点は痛すぎる」、「キーパー取ると思ったのかな」と反応。試合を決定づけるオウンゴールを嘆くファンが続出していた。

 フライブルクからすると失点の原因としてヘフラーとギンターの対応の拙さが挙げられるだろうが、それを誘ったのがハイデンハイムのDFトラオレの爆発的な攻撃参加だ。オウンゴールはどうしてもミスをした側ばかり注目が集まるが、そのトラップからのボックス内進入とGKとDFの間を狙うクロスの精度は抜群だった。見事なプレーの連続だったと言える。

(ABEMA/ブンデスリーガ)