【プレミアリーグ】リヴァプール0-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間12月18日/アンフィールド)【映像】疑惑の判定!ボールが腕に直撃した瞬間一つの判定を巡って両軍のファンの間で大きく意見が割れている。マンチェスター・ユナイテッドのボ…

【プレミアリーグ】リヴァプール0-0マンチェスター・ユナイテッド(日本時間12月18日/アンフィールド)

【映像】疑惑の判定!ボールが腕に直撃した瞬間

一つの判定を巡って両軍のファンの間で大きく意見が割れている。マンチェスター・ユナイテッドのボックス内に届いたクロスがルーク・ショーの手に直撃。これがハンドか、ノーファウルか物議を醸すこととなった。

スコアレスで迎えた85分、リヴァプールの左SBコスタス・ツィミカスがボックス内に鋭いクロスを上げた。

リヴァプールの選手たちはこのボールに合わせることができなかったが、ピッチでバウンドした直後にマンチェスター・ユナイテッドDFルーク・ショーの左腕に直撃。ホームチームは一斉にハンドのアピールをしたが、主審はそのままプレーを流した。

その後、ボールがゴールラインを割ると、疑惑のシーンのリプレイ映像が流れた。確かにショーの腕には当たっていたが、故意のハンドには見えず、主審の判断を尊重する形でプレー再開となっている。

これにはSNSでも「なんでPKじゃないの?」「手に当たってるだろ」「初見ノーハンドだと思ったな」「これはファウル取れない」など、判定を巡って意見が真っ二つに割れていた。

プレミアリーグ第16節アストン・ヴィラvsアーセナルにて、カイ・ハヴァーツのゴールがハンドで取り消された事例と比較する声も挙がったが、この2つは全く状況が違う。

1つ目はハンド疑惑のある選手が「攻撃側」か「守備側」かどうか。攻撃をしている側の選手の腕にボールが当たれば問答無用でハンドとなるが、守備の選手は手が自然な位置にあればノーハンドとなる。

2つ目は主審が試合の流れの中で「ハンドを取ったか」か「ハンドを流したか」かどうか。VARは「はっきりとした明白な間違い」もしくは「見逃された重大な事象」があった場合に適応される。ただ、基本的には主審の判定を尊重するため、それを覆すほどの証拠がなければ判定が変わることはない。

以上のことから、この場面でルーク・ショーのハンドが取られなかったのは妥当なジャッジだったと言えるだろう。

(ABEMA/プレミアリーグ)