「WTT女子ファイナルズ2023」は17日、女子ダブルスの準決勝が行われ、長﨑美柚、木原美悠のペアは、孫穎莎、王曼昱(中国)ペアと対戦。接戦の末ゲームカウント1-3とし、世界一にはあと一歩届かなかった。 ◆「率直に悔しい」長﨑美柚、殊勲の準…

「WTT女子ファイナルズ2023」は17日、女子ダブルスの準決勝が行われ、長﨑美柚、木原美悠のペアは、孫穎莎、王曼昱(中国)ペアと対戦。接戦の末ゲームカウント1-3とし、世界一にはあと一歩届かなかった。

◆「率直に悔しい」長﨑美柚、殊勲の準優勝もリベンジを誓う 木原美悠は中国最強ペアとの差に言及「競った場面での粘り強さ」【WTT女子ファイナルズ】

■最強中国ペアを追い込むも、あと一歩届かず

シングルス、ダブルス含めて日本勢では唯一の決勝戦にコマを進めた長﨑と木原。ラウンド16で世界ランキング1位の田志希、申裕斌(韓国)ペアをフルセットの末撃破すると、準決勝の鄭怡静、李昱諄(台湾)ではストレートで勝利し、中国最強ペアである孫穎莎、王曼昱との決勝戦へ。

第1ゲーム、長﨑・木原ペアは序盤からリードするも、孫穎莎、王曼昱が力強さを見せ7-7の同点に追いつかれる。その後、孫穎莎・王曼昱ペアがロングラリーを制するなどで10-12とし長崎・木原ペアは第1ゲームを落とす。続く第2ゲームは、序盤こそ孫穎莎・王曼昱ペアにリードを許したが、その後は修正し連続でポイントを奪取。最後は落ち着いてラリーを制し11-8でこのゲームを取り返した。

勢いに乗りたい長﨑・木原ペアは、第3ゲー厶序盤にミスもあり良い流れを掴めず、孫穎莎・王曼昱ペアのスピンの効いたサーブ、レシーブの前に4-11でこのゲームを落とす。続く第4ゲーム、孫穎莎・王曼昱ペアの厳しいコースを攻めるサーブ、レシーブに苦戦しリードを許すも、6-8から連続でポイントを奪い10-8で最強ペアを追い込んだ。しかし最後は孫穎莎・王曼昱ペアがデュースに持ち込み、そのまま連続で得点。長﨑・木原ペアは10-12でこのゲームを落とし、ゲームカウント1-3。接戦の末、孫穎莎・王曼昱ペアに破れた。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)