今年10月24日から25日にかけてメキシコのアカプルコ近辺で発生したハリケーン「オーティス」の影響で開催が危ぶまれていた男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)だったが、主催者…

今年10月24日から25日にかけてメキシコのアカプルコ近辺で発生したハリケーン「オーティス」の影響で開催が危ぶまれていた男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)だったが、主催者が14日「開催することを発表できることをうれしく思う」と声明を出した。
>>ズベレフやディミトロフ、チチパスのコメント<<
10月にアカプルコを襲った「オーティス」は1から5まである国際基準で最大の5を記録。最大風速は時速70キロ以上とされ、ビーチなどが観光資源であるアカプルコは甚大な被害となった。
現在は行政を中心に寄付を募り、徐々に復興。2024年2月26日から始まるアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBCは開催を危ぶまれていたが、14日に主催者が声明を発表し「大きな熱意と楽観主義を持って」開催を宣言した。
主催者は男子プロテニス協会のATPを通じ「大きな熱意と楽観主義をもって、この大会が2024年2月24日から3月2日までアカプルコで開催されることを発表できることをうれしく思う。この大会は、この象徴的な都市の再建と活性化における重要なマイルストーンとなるだろう。アカプルコで大会を開催することで、テニスの振興だけでなく、観光、交通、美食、ホスピタリティなどの分野に活力を与え、地域の雇用創出も含め、地元経済や地域社会にプラスの影響を与えるはずだ。この祝典によって、アカプルコはオープンであること、そしてその地に立っていることを世界に再確認することができる」
今回のハリケーン被害に関しては2021年の同大会王者であるA・ズベレフ(ドイツ)や2014年王者のG・ディミトロフ(ブルガリア)、そして出場経験のあるS・チチパス(ギリシャ)らがコメントを出し、寄付を募っている。
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男子
本戦 12/13(水)〜12/17(日)
女子
本戦 12/20(水)〜12/24(日)
全日本選手権ファイナリストの白石 光や加治 遥らがエントリー
24日(日)はデ杯日本代表監督の添田 豪さんとバモスわたなべさんによるテニスクリニック開催

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