男子プロテニス協会のATP公式SNSは12日、今シーズンのATPチャレンジャーツアーの賞金総額が前年比約175パーセントとなり大幅に増額したと発表した。2022年は1,210万ドル(約17億6,000万円)だったチャレンジャー大会の賞金総…

男子プロテニス協会のATP公式SNSは12日、今シーズンのATPチャレンジャーツアーの賞金総額が前年比約175パーセントとなり大幅に増額したと発表した。
2022年は1,210万ドル(約17億6,000万円)だったチャレンジャー大会の賞金総額は今年2,110万ドル(約30億7,000万円)と約1.75倍に増額。さらに大会開催数も196と史上最多の大会が世界各地で開かれた。
また、優勝ポイントが100、125、175と高ポイントとなるハイカテゴリー大会の数も42から81に上昇するなど、選手がよりポイントを獲得しやすくなり、ツアー大会に参入できるチャンスが増えていることが分かる。
1年でこのような変化になったのはATPが今年から取り組んでいる改革計画「OneVision」の成果。チャレンジャー大会だけではなく、「ATPマスターズ1000」などのビッグイベントでも1回戦出場あたりの賞金なども増額され、選手が目指すカテゴリーへの具体的な道しるべが示された。
さらに、来シーズンからは選手の基本的な収入保証を決める「ベースライン」制度もスタート予定。「ベースライン」制度はシングルスランク、負傷による離脱、新人選手の育成の3本を軸に設定され、選手が不安なく療養期間を過ごせたり、コーチなどの帯同費用に不安なく投資できるようになる。
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男子
本戦 12/13(水)〜12/17(日)
女子
本戦 12/20(水)〜12/24(日)
全日本選手権ファイナリストの白石 光や加治 遥らがエントリー
24日(日)はデ杯日本代表監督の添田 豪さんとバモスわたなべさんによるテニスクリニック開催

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