あなたの好きなファンファーレは? netkeiba公式X(旧Twitter)では12月6日の「音の日」に合わせ、競馬を彩る音のひとつとして、ユーザーのみなさんからコメントを募集。JRA・GIから地方まで様々なファンファーレを推す声が集ま…

 あなたの好きなファンファーレは? netkeiba公式X(旧Twitter)では12月6日の「音の日」に合わせ、競馬を彩る音のひとつとして、ユーザーのみなさんからコメントを募集。JRA・GIから地方まで様々なファンファーレを推す声が集まった。

 音の日は1877年12月6日に発明家のトーマス・エジソンが錫箔蓄音機「フォノグラフ」を発明したことに由来。94年に日本オーディオ協会が日本レコード協会、日本音楽スタジオ協会などとともに音と音楽文化の重要性を広く認識してもいオーディオ及び音楽文化・産業の一層の発展に寄与することを目的として制定した。

 ユーザーの反応の中で目立ったのは「GI」というキーワード。特に東日本のGIで流れるファンファーレには「競馬ファンファーレといえばこれというくらいメジャー」や「一番と聞かれたら知らない人にも伝えやすい、代名詞のようなあのファンファーレ」と、その定着ぶりを示していた。

 一方で同じJRAのGIでも障害GIを推す声も。使用されるのは中山グランドジャンプと中山大障害の年2回とわずかなことから、「年2回しか聞けない特別感がある」。またその独特なリズムに対しても「早いテンポのリズムから始まり、まるで馬が障害を飛越しているかの様なノビのあるリズムに違和感なく移行しているし、あの短さで障害レースを表現している名曲」と絶賛するコメントもあった。

 そのほかJRAでは「名鉄杯のファンファーレ。鉄道ファンも一度は聴いてほしい」や「札幌・函館一般競走。特に開幕日の函館1Rは『夏が来た!』とより気持ちが入る」といった声があった。

 さらに地方では、今月13日に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿(JpnI)など同競馬場でのDG競走で使用されるファンファーレについて、「ここまで来た感と歴史と伝統を感じる」「最初のドラムから盛り上がる感じが好き」。また暮れの大一番・東京大賞典で流れる大井競馬場の国際GIファンファーレにも「年の終わりを感じる。1年を締めくくる素晴らしいファンファーレ」と思いがつづられていた。

 2023年もまもなく終わり。競馬界もファンファーレの音とともクライマックスへと向かっていく。