【プレミアリーグ】クリスタル・パレス 1-2 リヴァプール(日本時間12月9日/セルハースト・パーク) 試合終了間際にドラマが待っていた。後半途中からピッチに登場したリヴァプールのMFハーヴェイ・エリオットが、アディショナルタイムが表示され…

【プレミアリーグ】クリスタル・パレス 1-2 リヴァプール(日本時間12月9日/セルハースト・パーク)

 試合終了間際にドラマが待っていた。後半途中からピッチに登場したリヴァプールのMFハーヴェイ・エリオットが、アディショナルタイムが表示された直後にボックス手前から左足を一閃。このミドルシュートが相手GKのニアを抜きゴールに突き刺さると、アウェーチームのサポーターは歓喜に包まれた。

【映像】エリオットの縦回転ミドルにスタジアム爆発!

 1-1の同点で迎えた90+1分、アディショナルタイム10分が表示された直後にリヴァプールのFWモハメド・サラーからパスを受けたハーヴェイ・エリオットが、ボックス外から左足を振り抜いた。このミドルシュートに対し、クリスタル・パレスのGKレミ・マシューズの横っ飛びしたが触れずニアサイドに突き刺さり、土壇場でリヴァプールが勝ち越しに成功した。

 このドラマチックな逆転劇に選手たちはもちろん、ユルゲン・クロップ監督をはじめとするスタッフ陣も大喜び。そしてアウェーの地まで駆けつけたサポーターたちも大いに沸いた。

 もちろん、リヴァプールを応援するABEMA視聴者たちも大喜び。「エリオットー!」、「20歳だって」、「縦回転」、「ちょまだ泣くの早いって」、「マジ鬼だな逆転率」と歓喜に沸いていた。

 ABEMA解説を務めた林陵平氏が「リヴァプールはやめられない中毒性があるチームですよね」とコメントしたように、リヴァプールには多くのサポーターを釘付けにする理由がある。その一つが、試合終盤での劇的ゴールの多さだ。

 データサイト『Opta』によると、リヴァプールは90分以降の勝ち越しゴールがプレミアリーグの歴史で最多となる43ゴールもあるとのこと。これは2位のアーセナルを11ゴールも突き放すダントツのトップであり、そのうち40%に当たる17ゴールは2015年の誕生したクロップ政権下で記録したものだ。こうした「ドラマ」の多さが、世界中のフットボール・ファンを虜にしている一因だろう。

(ABEMA/プレミアリーグ)