12月12日(現地11日)、NBAウエスタン・カンファレンスに所属するサンアントニオ・スパーズが、敵地でのヒューストン・ロケ…

 12月12日(現地11日)、NBAウエスタン・カンファレンスに所属するサンアントニオ・スパーズが、敵地でのヒューストン・ロケッツ戦に敗れ、クラブ史上ワースト記録を更新する17連敗目を喫した。

 47-51の劣勢で迎えた第3クォーター、序盤に6-0のランで同点に追いついたものの、連続得点を許し再び追いかける展開に。最終第4クォーターも一進一退の攻防に持ち込んだが、土壇場で踏ん張りきれず82-93と、4試合ぶりに二桁点差をつけられ敗れた。

 身長7フィート4インチ(223.5センチ)という規格外のサイズを誇るスパーズのドラフト1位ルーキー、ビクター・ウェンバンヤマは、この日も33分の出場で15得点18リバウンド5ブロックと、持ち前の高さを生かし存在感をアピール。個人としては5試合連続11度目のダブルダブルを達成し、今シーズン平均19.0得点10.2リバウンド2.7ブロックとしたが、またしても連敗ストップとはならなかった。

 いわゆる“チーム再建期”にあるスパーズは、11月3日のフェニックス・サンズ戦を最後に白星から遠ざかっており、現在3勝19敗(勝率.136)でウェスタン・カンファレンス最下位に低迷。数年後に見据えているであろう王座奪還へ向けて、我慢の日々が続いている。

■ 試合結果

ロケッツ 93-82 スパーズ

HOU|19|32|18|24|=93

SAS|21|26|15|20|=82

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